保育士の仕事が辛い!辞めたい!状況の見極め方と対処法

仕事がきつい

サービス残業が多くて帰ったら寝るだけの生活を送っているあなた。保育士の仕事がきついと思っていませんか。

でも、「子どもたちはかわいいし仕事が辛いのは、我慢すれば乗り越えられるのでは。」と淡い期待も持ちつつ、どこかで解決策を見出しているのでは。

そこで「保育士の仕事がきつい、なんとかしたい」と思っているなら、すぐにできる究極の方法でこの辛さを乗り越えてみませんか。状況の見極め方と対処法について見ていきましょう。

辛さを感じる一番の原因は?

とにかく仕事が辛いんです(泣)
保育士の仕事がきつい・辛いと思う一番の原因はなんですか?

保育士の仕事が辛い!と思ったら、まずはその理由がなんなのか考えてみましょう。当てはまるものがひとつでもあるなら要注意です。

  • 先輩保育士との関係
  • 何年立っても上下関係は変わらない
  • 気に入らないことがあると子どもを介して嫌味を言ってくる。
  • 子どもに慕われると先輩保育士の逆鱗に触れる
  • 保育に入らない園長や主任。上から目線の指示のかずかず
  • 事務室でいつも何かやっているけど保護者が来ると率先して出てくる。
  • 職場のボスに気に入られなければ弾かれる
  • 保護者からの理不尽なクレームも管理職は守ってくれず
  • サービス残業は当たり前
  • 保育用品は立替払いで結局自費負担
  • がんばっても給料は同年代の中でも一番低い
  • ボーナスは合ってないようなもの。出ても寸志程度ではがんばる意欲も薄れてくる

保育士の仕事は見えない部分でストレスと隣り合わせです。辛いと思う原因を振り返って見た時、何年もその状況が続いているなら、我慢するのはあなたの体に良くありません。

園長や主任が気付いて改善しているはずですし、今もなおその状況が続いているのなら、環境を変えるのが究極の解決策なのです。

数ヶ月先をイメージできる?

辛い毎日を過ごしてきて、なんとか解決策を見出そうと思う自分がいる。でも、数カ月後にその状況は変わるでしょうか。おそらく同じ日々を過ごすことになりそうです。

数か月先なんて想像できません。

今も辛いのに、この先ずっとこの状況が続くことを考えると、明るい未来は期待できません。

あなたは日々成長する子どもたちと過ごせる事を夢見て保育士になったはずなのに、今、変わらなければ、この先も同じ状況が続いてしまうのです。

考えただけでも、もっと気持ちが落ち込んでしまいますよね。でも安心してください。環境を変えれば、思い描いていた保育を行う事も夢ではありません。むしろ、その夢を叶えるために、今が決断するチャンスかもしれません。

思い切って環境を変えよう!よし、転職だ

転職という言葉は、職場を変えるという事ですし、良いイメージはないかもしれません。でも、環境を変える事で得られるメリットはたくさんあるのです。

例えば、

  • 人間関係が良い職場に巡り会えた
  • 待遇も上がった(月給が上がれば年収アップに)
  • 保育士としての仕事を評価してもらえる

想像しただけでも、ワクワクするものですよね。転職にはそれなりの準備や活動が必要なので、転職活動の流れを知った上で、より良い求人を見分ける視点を磨く必要があるのです。

転職活動のキーワードは、ズバリ!情報収集。では、どんな事を調べたらいいのか、具体的な内容について見ていきましょう。

良い職場を見つけるためには情報収集が大事!

保育士の求人は右肩上がりで伸びているため、保育士側が保育園を選べる時代です。

しかし、保育園の環境は全て違い、運営する法人が違えば給与体系や待遇もまちまちなので、転職する保育士が調べて情報収集していく必要があります。

以下の流れに沿ってひとつずつ確認していきましょう。

  • 退職日を決める
  • 希望する労働条件を整理する
  • 履歴書と職務経歴書を作成する
  • 求人を探す
  • 応募する
  • 面接を受ける
  • 内定が出たら退職の準備

退職を逆算して転職活動をスタート

転職を決意したら、最初に考えるのが退職する時期についてです。退職する時期を考え、逆算して転職活動を行っていきます。

退職する時期ですが年度途中でもルールを守れば辞めることは可能です。しかし、退職に関する規定を設けている場合もあるので、就業規則で退職のルールについて確認してみましょう。

退職する日を決めたら、園長に伝える日は改めて考えるとして流れについて確認していきましょう。

希望する条件を整理する

保育士の労働条件は、保育園によってまちまちです。月額の給与を高めに設定して、ボーナスは少なめという法人もありますし、評価制度を採用して、がんばっている保育士に還元できる仕組みを確立している法人もあります。

とりあえず、あなたが転職で希望する労働条件について紙に書き出してみましょう。

  • 手取りはいくらくらいを希望するのか
  • 施設形態の希望
  • 自宅から職場までの通勤時間

その他、働く上で希望する条件があったら、書き出していきます。そして書き出したものを優先したい順に並べると、求人を選ぶ時の大事な資料になります。

希望する労働条件は意外と難しいものです。将来のことを考えながら思いついたものを書き出していきましょう。

履歴書と職務経歴書の準備

次に並行して、履歴書と職務経歴書を作成します。

今まで書いた事がないという人は、下書きに下書きを重ねて、修正したものを清書するようにすると、過去の経歴を上手に表現することができます。

一気に書き上げなくても、少しずつ自分の棚卸しをしながら書き漏れがないように書いていくのがポイントです。

求人を探す

求人探しはできれば毎日チェックするようにしましょう。それは、人気がある保育園は募集が出てから応募が殺到するため、すぐに締め切られてしまいます。

保育園の求人を事前に把握しておくという意味も踏まえて、どのような求人があるのか目を通すようにします。

見るポイントは、希望する条件に優先順位をつけたものをチェックしていきます。最初は何を見たらいいのか分からないので、なるべく多くの求人を見て目を慣らしておくのもコツです。

気になった保育園に応募する

求人票のチェックの仕方が分かってくると、この保育園は希望する条件に近いものが分かるようになってきます。最初にどこの保育園に応募するかは大事ですが、条件に近い保育園が合ったら思い切って応募してみましょう。

インターネット経由で申込みをすると、後日メールか電話で書類選考の結果と面接の連絡があるので、日程を調整して指定された日にちに面接に行きます。

着の身着のままでは採用されないので、服装を準備し面接のための練習をしておきます。

面接を受ける

面接当日は、入室から退室までが面接なので、気持ちを引き締めて面接にのぞむようにしましょう。

その中で、聞かれた質問に対して的確に答える。保育士としての経験は端的に伝えるようにします。これらは練習あってこそ伝える事ができるので、面接対策は必要不可欠になります。

練習通りに進める事ができ、後日採用の連絡をもらうか、もしくは面接の場で今後の流れについての話が聞けるかもしれません。

内定が取れたらいよいよ退職に向けてコマを進める

あなたの経験が認められ、無事に内定の連絡がもらえたら、いよいよ退職に向けて進めていくことになります。

転職先が決まったら、今までの辛かった日々とは違う世界が待っています。きつかった仕事も最終出勤日までは手を抜くことなく、そして後任保育士に引き継ぎをして新しい職場での生活をスタートさせましょう。

退職の意思はいつ伝えたらいいのか

退職すると決めてから、転職活動をはじめ、無我夢中で求人を探し、気づいたら内定が取れてしまったという人も少なくありません。

ここで気になるのが、いつ退職を伝えたらいいのかという問題。そして、在職しながら転職活動ができるのか、それとも退職してからじっくり取り掛かったら良いのか。そして、本当に希望する保育園はあるのかどうか。ということ。

考えだしたらキリがありませんし、それぞれの疑問に自分で答えを出していかなければいけないのです。果たして、一人でできるのでしょうか。そう思った人も多いのでは。でも大丈夫!

転職支援サービスを利用して確実に転職を成功させよう

転職活動は決して楽なものではありません。でも、転職を成功させ、新たな人生を歩んでいる人は、転職支援サービスを利用しているのです。

転職支援サービスとは、専属のコーディネーターが求職者となる保育士の条件や今までの経験をヒアリングし、最適な保育園を紹介してくれます。

上記の求人探しや履歴書の添削、保育園の応募に面接の日程調整。そして給与の条件交渉まで全てサポートしてくれるのです。

料金は一切かかりません。仕事は辛いけど、転職活動には自信がないという人は、こっそり転職支援サービスを利用して次の職場を見つけて見てはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたか。仕事をする上である程度の苦労は必要ですが、心と身体を壊してしまうほど辛い状況なら、環境を変えるしかありません。辛いばかりが仕事ではないので、あなたがあなたらしく働ける場所を、転職支援サービスのコーディネーターと相談しながら見つけてみてくださいね。

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