保育士の転職で採用内定をもらったけど連絡がこない場合の対処法

内定後に連絡こない

面接が終わり採用の連絡をもらったけれど、その後連絡がないと「採用されたのは私の聞き間違いだったのか」と不安になってしまうものです。

初出勤までにやらなくてはいけないこともありますし、先の見通しが持てず待っているのは辛いので、連絡がこない場合の対処策について考えてみたいと思います。

電話をするべきか、それとも、もう少し待つべきか迷っている人は少しでも前に進めるように、早速チェックしていきましょう。

連絡が遅くなる理由

連絡が遅くなる理由まず、なぜ連絡が来ないのか、保育園や企業側の原因について考えてみたいと思います。慢性的な保育士不足が問題視されている中、それに輪をかけて年度途中に退職する保育士の補充を行うため、常に人が足りない状態が続いています。

人事の担当者は保育士の募集を行い、応募者に対して履歴書の送付依頼をし、送られてきた書類を確認して面接の手配を行います。

採用が決まれば入社の手続きなども重なり、応募者の手配と面接、採用手続きと同時進行で行わなければならないのです。

今月は30人の採用の手続きに面接手配も。内定者への連絡も早くしなくては。

そのため、内定を出した保育士は採用人員として確保できているので、後回しになってしまうこともあります。これらの状況があることも踏まえて、応募者がすべき対応策について見ていきましょう。

人事担当者に直接電話してみる

勤務開始日や準備などもあるので、一週間経過しても連絡がないなら人事担当者に直接電話をして確認してみましょう。その時に伝えるのが、名前と面接日、そして合否の連絡をもらった日にちまで伝えられると、その先の確認がスムーズに進みます。

複数の保育士への連絡を分担して行っているので、単純に連絡漏れという可能性も。連絡する時間帯ですが、出勤直後と退勤前、そして昼休みを除いた時間にかけるのがベスト!以下の時間は比較的つながりやすい時間なので参考にしてみてください。

【連絡に適した時間帯】

  • 10:00~11:30
  • 14:00~17:00

電話の反応や内容も要チェック

上記の時間帯の中で連絡をした時、自分の名前、面接した日にちを伝え、担当者に変わってもらいます。この変わってもらった時の対応などもチェックしておきましょう。

すぐに、担当者に変わってもらえるのか、一通り状況を話さないと変わってもらえない場合、保育園や会社の中で報告が徹底されていない可能性が考えられます。

また、外出中や席を話しているなどとして、担当者と直接話せない場合、折り返してもらえるのか、こちらから再度連絡すべきかの返答も重要です!

保育士は採用してもらう立場で確認の電話をしている状態ですが、あまりにも抽象的な場合は注意が必要です。

担当者が不在なので折り返しを依頼するのも要注意です。

対応の遅さは黄色信号

対応の悪さは黄色信号これらの質問に対する返答は、法人の内部、つまり管理体制を知る判断材料になります。

反応や応答の遅さは全ての仕事につながるので、遅すぎる場合や、的を得ない場合、その他、一度で要件が済まないケースなどは法人の基盤がきちんとしてない可能性も考えられます。

仮に希望の保育園で働くことができたとしても、提出書類の指示が不明確な場合、全てにおいてこのようなやりとりが想定できるので、不信感から退職につながることも。入社前に見極めることも大事なポイントになってきます。

入職までのスケジュールを確認する

入職までのスケジュールを確認する人事担当者に電話をして確認すべき項目は以下の4つです。

  1. 配属施設(通勤経路を確認するため)
  2. 配属施設への挨拶や打ち合わせの有無(出勤日当日に打ち合わせか、それとも事前に打ち合わせが必要かを確認するため)
  3. 入社までに準備する書類(住民票や健康診断など、取り寄せに日数がかかるものがあるかどうか)
  4. 初出勤日の出勤時間や勤務時間の確認(何時に出勤したらいいのか、勤務終了時間の目安も生活に影響をあるため確認が必要です)

その他、主任やクラス担任など、採用される形態によってはもっと事前に確認する項目が増えてくるはずです。

これらは中途で入社する保育士には文書で準備されていて、自宅に郵送されるケースもありますが、気になった所は事前に確認しておきましょう。その際、メモを取り必ず最後に復唱して指示内容を確認することがポイントです。

あいまいな内容なら辞退という決断を

あいまいな内容なら辞退という決断を入社するにあたって、住民票や健康診断書の提出を求める保育園も多いので、提出書類が一覧になっているところがほとんどです。

しかし、連絡が来ない上、電話しても担当者を捕まえることができず、指示も曖昧なら組織として応募者を受け入れる体制が整っていないと判断せざるを得ません。

これらの連絡が一度で終わらないようなら、辞退も頭に入れておきましょう。保育園と本部という関係の中で、これから一緒に働く仲間になるのですが、入社前の不信感は保育士として勤務しても何かしらの影響がある場合も。

内定はもらっていても、入職していないので退職にはなりません。一定のやりとりをしてそれでも「大丈夫かな?」という疑問が残るなら別な保育園を探した方が懸命かもしれません。

「あの時に辞退していれば」と後悔しないためにも担当者の対応をシビアにチェックしましょう。

入る前の不信感は、転職後の不安材料に

入る前の不信感は、転職後の不安材料にせっかく良い求人を見つけたのに、連絡がないと不安になるものです。しかも、対応が悪い場合は先が思いやられます。転職が内定してから感じる不信感は、入職後の対応の悪さにつながるので、気持ちよく新しいスタートが切れるように、準備をしておかなければいけません。

でも、連絡が来ないというイレギュラーな事に対応するためにはどうしたらいいのでしょうか。

転職支援サービスなら、間に入って確認してくれる

保育士の求人を扱う転職支援サービスを利用すると、保育士の求人を紹介してもらえる他、面接の調整や入職後のフォローまで行ってくれます。そして、内定後に連絡がない場合なども、代理で確認をしてもらえるので安心です。

一人で転職活動を行うと、自分で判断しなくてはいけない場面に遭遇しますが、無料で利用できる転職支援を活用して、入職までをフォローしてもらってみてはいかがでしょうか。

「この保育園は信用できない」と思ったら代理で内定辞退の連絡もしてもらえます。そしてその後は再度条件に合った保育園を紹介してもらえるので、少しでも不信感があるなら代理で辞退してもらい、気持ちを切り替えた方が懸命です。

保育園と保育士の間に入って確認してくれるので、転職にまつわるさまざまなトラブルを回避するためにも、転職支援サービスを上手に利用しましょう。

まとめ

働く職場は給与などの待遇の良さはもちろんですが、保育士をサポートする法人本部や事務方がしっかり機能していないとトラブルの発展する可能性も少なくありません。担当者とのやりとりを続けながら、勤務するか内定を辞退するか判断してみてくださいね。

 
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