40代になって夢だった保育士資格を取得したけど、保育士として働いた経験がないと就職できるか不安になるものです。
でも、せっかくがんばって取った資格なので、未経験でもOKの職場を探して第二の人生をスタートさせてみませんか?
そこで、未経験からできる保育士の仕事についてご紹介したいと思います。
常勤保育士かパート保育士かの選択
保育士の資格を生かして働く場合、常勤もしくはパート
という選択肢がありますが、あなたはどちらで働きたいと考えていますか?
「経験がないから常勤では難しいのでは?」と思うかも知れませんが、経験がなくても常勤として働くことは可能です。
しかし、実務的な面で先輩保育士に助けてもらう場面も出てくるので、最初はパートからスタートして、保育士の仕事に慣れてきたら常勤保育士に雇用変更するという方法もあります。
待機児童問題もあって、保育士が絶対的に不足しているため、経験がなくてもフォローできる体制があるため、未経験でも資格保持者は優遇される現状があります。


パートで保育補助からスタート
少しずつスキルを身につけていきたいという人は、パートとして保育園に勤務し、保育補助からスタートしみてましょう。パートといっても実務経験を身につけることができるのでおすすめです。
クラス担任の指示に従いながら、子どもたちに接することができますし、先輩保育士の動きや言葉がけを見ることができるので一石二鳥です。
地道に保育補助の仕事を続けていると、クラス担任や主任、園長先生から「そろそろ常勤として働いてみない?」と声がかかることもあります。

保育補助のお仕事についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
小規模の保育園なら丁寧に保育の仕事を教えてもらえる
資格を取ったからには、常勤として働きたいと思う人も多いものです。でも実務経験がなく不安な場合は、受け入れる人数が少ない小規模の保育園で働いてみることをおすすめします。
小規模保育園は0歳児から3歳児が対象で、定員も6人以上19人未満と人数が少なく、家庭的な雰囲気で保育できるのが魅力の一つ。
また、最近注目を集めている、企業内保育所や、病院関係者用に整備されている院内保育所なども、アットホームな保育をすることができます。コミュニケーションを取りながらスキルアップできる職場なのでおすすめです。
常勤の保育士といっても、いろいろな環境があります。自宅からの距離やどのような保育環境で働きたいかによって、働く場所が選べる時代なので、なんとなくでもいいので、保育士して働くことをイメージしてみましょう。
派遣保育士として経験を積む
子育て経験があり、ある程度子どもたちと接することに慣れている人は、派遣保育士という道もあります。派遣保育士は残業がなく、休日も取りやすいので安定した働き方の一つとして注目を集めています。
3ヶ月や6ヶ月などの単発の他、1年毎の契約更新になるため、単発を利用して複数の圓のやり方を見るのもいいですし、地域性によっても保育園の雰囲気が変わってきます。
人と接することが好きな人や、なるべく多くの保育士と関わってみたい人、そしていろいろな保育園を見て、自分自身の引き出しを増やしたい人にはおすすめです。
保育士資格を生かせる仕事はたくさんある
保育士の資格を生かして働く職場は保育園だけとは限りません。訪問型の病児保育や、ベビーシッター、そして小学生の放課後の保育を行う学童クラブや、児童館なども、保育士の資格を生かして働くことができます。
小学生は会話が成立するので、学校の様子を聞くのも楽しいですし、中高生は過去の自分と照らし合わせながら、今の若者が考えていることなどを知る機会につながります。
保育士資格=保育園だけではないので、あなたの個性や今後やりたいことなども踏まえて、さまざまな選択肢の中から選んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
保育士の資格を持っていれば働く場所はたくさんあります。不安な人はパートという道もありますし、派遣保育士で残業なしの環境を選ぶことも可能です。経験がなくても大丈夫!みんなでフォローしながら保育する日を夢見て、不安な人は転職支援サービスを利用してあなたに合った場所を提案してもらいましょう。