保育士が職務経歴書を書く時に気をつけたい7つのポイント

転職活動をする時に必要になるのが、履歴書と職務経歴書です。現在保育園で勤務している保育士なら、確実にこの2つは必要になりますが、実際は書き方が分からないという声をお聞きします。

何を書いたらいいのか、分からないという人のために、職務経歴書を書く時に気をつけたいポイントをご紹介したいと思います。

雛形に沿って、あなたの経歴を埋めながら、実際に行った業務や、保育園で学んだことを記載していくという作業になります。早速確認していきましょう。

職歴を書く時に意識したい7つのポイント

職務経歴書は、あなたが前の保育園でどのようなことをやっていたのかを伝える重要な資料になります。ポイントは以下の7つです。順番を前後させる場合もありますが、こちらをひな形にして、どのような点を採用担当者は見ているのか一緒に解説していきたいと思います。

この職務経歴書は、履歴書と一緒に提出しますが、職務経歴書にも名前と住所を記載するのがマナーです。

職務経歴書

名前:〇〇〇〇
住所:◯◯◯◯

【職務経歴書に記載する見出し例】

  1. 保育園の名称(保育園を運営している会社名)
  2. 在職期間と勤続年数
  3. 保育園の所在地
  4. 対象年齢
  5. 園児数と職員数
  6. 主に担当していた業務
  7. 保育園の業務を通して学んだこと
保育士の求人を扱う転職支援サービスに登録すると、職務経歴書も確認してもらえますよ。

保育園の名称(保育園を運営している会社名)

他の保育園に転職を希望する皆さんの中には、はじめて転職するという人もいれば、複数の保育園を経験して転職をするケースも少なくありません。

転職回数が多いと不利と言われる場合もありますが、退職した理由が明確であれば、実際におこなっていた業務を中心に判断してもらえるので自信を持って書きましょう。

保育園の名前を記載する時には、通称ではなく、正式名称で書くのがマナーです。最近では似たような名前の保育園が多いことから、運営している法人名まで記載すると、人事担当者も競合他社を把握しているので、話をスムーズに進めることができます。

保育園の名前ではなく法人名を書きます。例>学校法人・社会福祉法人・株式会社等

在職期間と勤続年数、退職の場合は理由も記載

在職期間には2通りの書き方があるので、ご自身に合わせて書き方を選んでみましょう。

【退職後に転職活動をしている人】
西暦◯年◯月~平成◯年◯月まで勤務(◯年◯ヶ月勤務)
退職した月までの勤続年数を書くことをお忘れなく。
【現在も在職中の人】
西暦◯年◯月~現在も就業中(◯月現在、◯年◯ヶ月勤務)

応募した時点での勤続年数を記載するようにしましょう。
退職した場合は、退職理由も面接で聞かれるため、退職理由も合わせて書く必要があります。

しかし、人間関係の悩みや、金銭的な問題など、具体的に書きすぎてしまうと、あなたの印象を悪くしてしまうため、介護や結婚など誰がみても納得する理由以外の場合は、一身上の都合と書くことをおすすめします。

平成が新元号に変わるため、書類を確認する人が見やすいように、年数を書く時には西暦を使用するようにしましょう。

保育園の所在地

保育園の所在地ですが、面接と関係ないように思えるかもしれませんが、保育園の地域性を見て保育士のスキルを判断する法人もあります。

例えば、港区白金エリアや、大田区田園調布などは高級住宅街にあたるため、保護者対応に対してのマナーや対応のスキルが高いと判断することもあります。

台東区の浅草や、葛飾区柴又などは下町として有名なエリアなので、地域の方と連携することに期待が持てるなど。勤務した場所によって培われたスキルが変わってくるのです。

前に働いていた保育園はセレブママが多く、子どもに求めるものが高い傾向にありました。そういう地域性も見ているんですね。
働いている保育士はあまり意識していないかもしれませんが、勤務した場所があなたの強みとなるので、書いておくと法人側が判断してくれる場合もあります。

対象年齢

認可保育園は国が定めた児童福祉施設であることから、0歳から小学校就学前になります。

しかし、行政の判断で、0歳児枠を設けていない保育園や、小規模保育所では0歳から2歳児までなど、受け入れる年齢に差があるため、勤務経験の中で、得意とする年齢は何歳なのかを見極める資料として見られます。

月齢が低い子どもたちの保育は、安全性の配慮など難しい側面もありますが、年長さんの保育は、小学校就学前の準備段階にあたるため、次のステップに移行するための保育計画など、求める人物像が違うためです。

園児数と職員数

保育園には小規模や大規模など、受け入れる定員によって規模の大きさが違います。小規模なら保育士同士のチームワークが取れる反面、大規模は意識してコミュニケーションを取らないと全く話さない保育士もいるのが日常茶飯事。

保育士の中には、小規模でアットホームな雰囲気の中で保育がしたいという人もいれば、ダイナミックな行事や、保育士同士のつながりを大事にする人もいます。

大規模を経験した保育士は、小規模の保育園で保育を行うことは充分可能ですが、小規模から大規模に勤務すると、人の多さに圧倒されてしまい、常に人の動きや出入りで気になって保育に集中できないという人もいます。

本来は保育士の思いや自分の個性が生かせる保育園に巡り合うのがベストですが、この園児数と職員数は、適正を見る尺度になるのです。

主に担当していた業務

保育園では、担任として一年間子どもたちの成長を見守る業務が基本ですが、中にはフリー対応や、支援が必要な子どもたちに対応する支援児対応など、保育園ごとに役割が違います。

1年ごとに担任が変わる場合もあれば、2年の持ち上がりが基本というケースも。保育園で働いていると、そのルールはどの保育園でも同じだと思ってしまいますが、実は保育園独自のルールということもあるので、どんな業務を担当していたのか細かく書くようにしましょう。

その際、文章として記載するのではなく、短く体言止めで端的に書くのがベスト。

  • 西暦◯年◯月~◯月:1歳児担当
  • 西暦◯年◯月~◯月:3歳児リーダー業務

その経歴を見て、すぐにどんなことをしていたのかを伝えることを意識いして書くようにしましょう。

保育園の業務を通して学んだこと

職務経歴書の7つのポイントのうち、6つを書き終えたら、在職していた期間を振り返り、自分自身で学んだことを書きます。

例えば、「担任として関わり、保護者に伝えることの難しさを学び、トラブルになったことをスムーズに伝え、保護者に理解していただくスキルを身につけました。」

という保護者対応を学んだということや、「3歳児と4歳児の担任を経験し、年齢が違うことで、保育士としてきめ細やかなアプローチの必要性を学びました。」
という保育に対することでも構いません。具体的に学んだことを書くのがポイントです。

職務経歴書は転職先の数だけ、上記の例に沿って、過去から現在に向かって書いていきます。

職務経歴書を書き上げたら、一度最初から最後まで目を通して誤字や脱字がないかチェックしましょう。誤字や脱字、修正テープはNGですので気をつけてくださいね。

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まとめ

職務経歴書は一度作ってしまえば、その後の修正はありません・難しそうなイメージを持っていた人も、上記の例を参考に作ってみましょう。改めて振り返ってみると保育士としての思いを思い出すかもしれません。

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