40代保育士が転職する時に注意すべきポイントとは

40代保育士

転職活動をどのように進めたらいいか分からないですし、採用されるかどうかも不安なものですよね。

そこで、40代保育士の転職の実態や需要、そして転職する時に注意して欲しいポイントをまとめてみました。
早速見ていきましょう。

40代の転職実態

40代転職希望

厚生労働省が調査した「平成27年転職者実態調査の概況」によると、調査した対象は、日本標準産業分類に掲載される16産業と膨大ですが、40代の転職に対する状況が浮き彫りになりました。

今後の転職希望についてという項目で聞いたところ

  • 今の職場で今後も働きたい
  • 機会があれば転職したい
  • わからない
  • 不問

という4択に対して、10人に1.8人が転職を希望し、10人に対して2.7人が迷っているという結果になったのです。

現状に満足している人は、55%とほぼ半分。

40代でも転職に対する意欲や、現状に対して課題を感じていることが伺えます。

参考:厚生労働省:平成27年転職者実態調査の概況

そして気になる退職理由ですが、多かった上位5つを見てみると

40代退職理由

  • 満足のいく仕事内容でなかったから
  • 労働条件 (賃金以 外)がよくなかったから
  • 会社の将来に不安を感じたから
  • 人間関係がうまくいかな かったから
  • 賃金が低かったから

という結果になりました。経験が増える分、労働条件や環境にも意識が向くようになるため、不満から退職の道を選ぶ人も少なくありません。

40代保育士が転職で注意しなければいけない点

40代の転職実態を見た上で、具体的に注意しなければいけない点について見ていきましょう。

仕事と家庭との両立

40代は、結婚や出産を経て、仕事と家庭の両立を考えなければいけない年代になります。

仕事を優先すると、家事がおろそかになりますし、子どものお迎えを考えると、職場と保育園との距離も考える必要があります。

生活自体が大きく変わるため、どのような働き方がベストなのかも家族で話し合ってみましょう。

ベテラン保育士として求められるものが大きい

40代保育士は、短大や専門学校を卒業して、保育士として働いた場合、20年以上の経験があることになります。

保育士一筋20年というのは、改めてすごい経験ですし、財産ですよね。

40代前半なら経験20年
40代後半なら30年の経験があることになります。

法人からは即戦力として活躍できるベテラン保育士として求められる年代でもあります。
40代での転職であっても自信を持って応募する保育園を選ぶようにしましょう。

給料を優先し過ぎてしまう

20年以上の経験があると、大きなアピールポイントにもなりますし、当然、経験に応じた給与も望みたいものですよね。

しかし、保育業界全体で見ても、保育士の給与はまだまだ低い状況が続いているため、経験=給与に結びつかないという現状もあります。

そんな中、給与アップを全面に出しすぎると、個性が強く、協調性や柔軟性がないと思われてしまうため注意が必要です。

まずはあなたの経歴を知ってもらうこと。そしてどのように伝えれば、その経験を認めてもらい、そして給与に繋げられるかの戦略を考えなければいけません。

この交渉は個人では非常に難しい部分になるのです。

40代保育士の平均年収

給料は40代保育士の平均を参考に、目標をイメージしてみましょう。

  • 全体 ¥171,520(¥214,400)
  • 40~44歳 ¥187,760(¥234,700)
  • 45~49歳 ¥186,960(¥233,700)
    手取り額の平均とカッコ内は額面になります。

この数字を見て、あなたが希望する給与はどれくらいですか?今の気持ちをメモしておきましょう。

人生の中間で転職に踏み切れない

40代は中堅保育士ということで、需要はあるにしても、今の生活を変える勇気が持てないという人も少なくありません。

転職=生活そのものが大きく変わってしまうためです。

朝起きる時間や帰宅時間が変わるのはもちろんのこと、家事の時間配分も改めて考え、体を慣らしていかなくてはいけないのです。

転職できるかどうかという不安と、転職した後のことを考え、退職を躊躇してしまう人も多いのではないでしょうか。

40代で転職したら人間関係もリセット

転職活動を経て、無事に保育園に再就職が出来た場合、新しい環境にあなた自信が適応していかなくてはいけません。

前の職場なら、40代ということもあって、ある程度立ち位置が決まっていたかもしれません。しかし、新しい職場では人間関係がリセットされるので、新人という気持ちで仕事に取り組む必要があるのです。

年度途中で入ってきた保育士が、入ってそうそう、偉そうな態度をしていたら、「この保育士とはうまくやっていけない」と思うものですよね。

信頼関係ができるまでは新人と同じように、積極的にコミュニケーションを取る姿勢を見せること。そして関係が出来てきたら、年相応のポジションになるので、最初の対応が肝心ですよ。

転職先での40代保育士との関係

転職先の保育園では同じ40代保育士も勤務しているはずです。
ここで大事になってくるのが、同じ年代との関係性について。

経験年数や子どもの有無など、自分が優位に立つべく、同年代の女性同士では比較してしまう傾向があるため、敵対視しがちです。

焦る気持ちも分かりますが、挑発には乗らず、一歩引いて接するようにしましょう。

40代で転職するメリット

40代には40代にしか分からない注意点がありました。
次は40代で転職するメリットについて見ていきましょう。

ベテラン保育士としての経験

まずは、仕事を通して培ってきた経験は、40代保育士の強みの一つ!
お金では変えない大きな財産ですし、若手保育士が多く働く保育園では、ベテラン保育士の存在は必要不可欠となっています。

ベテラン保育士としての意欲を高ち、自信を持って転職活動を進めましょう。

後輩保育士育成への期待

参考:厚生労働省「保育士等の関する関係資料

40代保育士への期待は更に高まります。

それは、保育士の平均年齢が低年齢化しているため、20代保育士の割合が45%と、全体の半数近くを占める時代になってきたのです。

若手保育士は柔軟性がありますが、子どものケガなど突発的なことに対しては経験不足が否めません。

それらをフォローし、育ててくれるのが、40代保育士にかかっているのです。

マニュアルは整備していても、それを実践でどのようにやっていくのか、噛み砕いて指導する保育士の存在は必要不可欠。

後輩保育士はかわいいですし、「○○先生」と慕ってくれたら嬉しいものですよね。
あなたも後輩保育士を育てたいと思っているのではないでしょうか。

40代保育士の転職の選択肢

40代の保育士はやはり、保育士のキャリアはもちろん、人生経験が豊富なことから、求められる存在であることが分かりました。

では、具体的にどのような選択肢があるのでしょうか。

異業種への転職の難しさ

保育士としての経験はあるけれど、人間関係に疲れたから、保育士以外の仕事で働いてみたいと思う人もいるかもしれません。

しかし、企業は即戦力を求めているため、未経験で新しい業種にチャレンジするのは非常に難しいでしょう。

特に、企業での仕事はパソコン操作が求められるので、ワードやエクセルなどの基本操作は必要不可欠。

志望動機や業界を選んだ理由、貢献できる分野など、面接で聞かれるので、この時点で難しいと思った人は、保育士としての経験を生かした道を選んだ方が懸命です。

主任、園長を視野に入れたキャリアアップ

キャリアと給与アップを同時に狙うなら、主任や園長などの管理職を目指しましょう。

やったことがない不安かもしれませんが、主任や園長で活躍している人もみんな、管理職1年目からスタートしているのです。

経験とやりがい、そして給与アップも見込めるので、小規模の保育園の管理職に挑戦してみてはいかがでしょうか。

園長や主任の求人を多く扱う保育士コンシェルに相談してみましょう。

同業他社への転職

最後は、同業他社への転職とう方法です。
これは保育士の中でも一番ポピュラーであり、求人の情報や口コミなどもたくさん公開されているので、情報と照らし合わせて選ぶことができます。

しかし、一つデメリットが・・・

それは、情報量があり過ぎるということ。
働く地域を絞り、施設形態や希望する条件をチェックします。
検索をかけると数百から数千単位で条件に合う求人が出てくるので、それを一つ一つ見ていくのは至難の技です。

その中でもいかに効率的に、良い保育園を選ぶかは、あるサービスを活用するという方法があるのです。

それは、保育士の求人を扱う転職サービスです。
担当のコーディネーターがついてくれ、希望する条件を聞き取り、その条件に合った保育園を複数提案してくれます。

応募するかどうかは、あなた次第。
そして、相談しながら決めることも可能なのです。

誰かに相談しながら進められ、なおかつ、条件に合う保育園を紹介してくれるので、使わない手はありません。

もちろん登録は無料!料金も一切かかりません。
これは、保育士を紹介すると紹介料が保育園側から入るため、保育士側の負担がないのです。

40代で転職するなら、プロの力を借りて一緒に進めるのが成功への近道です。

まとめ

IT化が進む中、より良い求人を選ぶためにはプロの力を借りる時代です。思い切って転職して良かったと思えるよう、チャンスを掴んでみてくださいね。
陰ながら応援しています。

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