転職活動を経て、新しく保育園に内定が決まった皆さん。転職活動、お疲れ様でした。
そして、おめでとうございます。
応募から面接、そして内定から勤務スタートまで慌ただしいと思いますが、次の保育園で働くための準備はできていますか?
何を準備したらいいのか分からない人も多いと思うので、ここでは、内定をもらってから初出勤までに準備することについて確認していきたいと思います。
入職書類の準備
内定を受け、勤務がはじまるまでに、法人から書類が郵送されてくるかと思います。
入職するために必要な書類について書かれているので、よく読んで準備しましょう。
どのようなものを提出するのかというと、
- 年金手帳
- 雇用保険被保険者証
- 源泉徴収票
- 扶養控除等申告書
- 健康保険被扶養者異動届
- 給与振込先の届け
- 誓約書
- 健康診断書の結果
- 雇用契約書
- 身元保証書
- 住民票
- 保育士資格の写し
前の職場で発行された源泉徴収票や、雇用保険被保険者証などが必要になってくるので、慌てないためにも、今のうちに準備しておきましょう。
それらを一式取り揃えて、初出勤の日にクリアファイルに入れて渡します。この書類の提出で、最初の印象が変わってくるので、漏れがないように揃えておくのがポイント!
書かれていた順番に揃えて一式渡すことができれば、「この保育士はしっかりしてそう」と思ってもらえます。
身元保証書など実家に郵送して書いてもらうため、提出できない場合は、付箋に何が不足しているのか。そしていつまでに提出できるのかを書いて提出すると印象が変わってきますよ。
生活リズムを整える
新しい勤務先は前の職場と通勤時間も違いますし、働く仲間も異なります。同じ仕事ですが、生活リズムが変わることを頭に入れて、初出勤に合わせて生活リズムを整えておくようにしましょう。
最初の一週間は特に神経を使うので疲れるものです。体を最優先にし、睡眠を取って次の日に疲れを持ち越さないこと。
帰ったら疲れて寝てしまうかもしれません。食事の準備もできるものは簡素化し、体力を温存するように工夫してみてください。
ヘアスタイルを整える
初出勤日の第一印象は、働く上でとても大事な場面になります。
新しいスタートを切るためにも、ヘアスタイルは整え、外見を意識するようにしましょう。
気分転換に美容院で髪を切ってもらうのもいいですね。
ヘアカラーも自然な髪色なら大丈夫なので、表情が明るく見えるように美容師さんに相談してみてはいかがでしょうか。
服装で気をつけるポイント
次は服装についてです。服装は何点か気をつけるポイントがあるので、一つずつ確認していきましょう。
初出勤日の服装と仕事着
はじめて出勤する日には、正装で出勤しきちんと挨拶をします。スーツでなくても大丈夫ですが、カジュアルになり過ぎないように、パンツまたはスカートとジャケットで出勤するようにしましょう。
挨拶が終わったら、保育士としての仕事のスタートです。仕事着に着替えて保育に入ります。
仕事用の着替えを準備しますが、保育園によって保育士の服装のスタイルが違うので、個性を主張し過ぎない無難なパンツスタイルにTシャツ。そしてエプロンを着てどのような服装をしている保育士が多いのかも確認して、合わせるようにしてみてください。

予備の着替え
はじめての保育園での仕事は、無我夢中なので、汚れることも。予備の着替えを持っていき、汚れてしまったら、休憩時間に着替えて不潔な印象を与えないように注意しましょう。
うっかりして給食を食べこぼしてしまう他、遊びに入り泥だらけになることも。予備の着替えがあれば、汚れても安心ですよね。
エプロン
エプロンは、支給されるものがあるかどうか事前に確認し、当日、準備ができない場合も踏まえて、マイエプロンを持って行きます。
エプロン選びも保育士の個性が出てしまうので、最初は単色のエプロンを選ぶと良いかもしれません。もちろん、エプロンの予備も忘れずに。汚れたら着替えるようにしましょう。
外靴
お散歩用の外靴ですが、初出勤日にお散歩に行くかどうかは分かりませんが、きちんと準備していることをアピールするためにも、荷物が増えてしまうかもしれませんが、外靴の準備も忘れずに。
お散歩ルートは、実際に歩いて見ないと分からないので、普段履きなれた靴で、ベーシックなものを持っていくようにしてみてください。
仕事用のアイテムの準備
保育園では、保育園独自のルールが存在するので、教えてもらったことはすぐにメモできるように仕事用のアイテムの準備も必要不可欠です。
あれもこれも準備しなければいけないものがたくさんあるので、事前に準備できるように確認していきましょう。
筆記用具とメモ帳
保育に入る前に、施設や仕事内容の説明をしてくれるかもしれません。
意欲を見せるためにも、聞いたことはすぐにメモを取る姿勢を見せることが重要なポイントになります。
保育園側が事前に資料を作って説明の時間を取ってくれたとしても、中途で入る保育士が、メモを取らず聞いていたら、「この人は大丈夫なのか」と不安になってしまうものです。
最初の印象が大事なので、聞いたらメモを取る事を意識してくださいね。
仕事用のノート
立ち話をしながらでも記録できるメモと、職員会議や打ち合わせで使用する仕事用のノートも必要です。
大事なことは付箋を張ってアレンジしてもいいですし、蛍光ペンで強調するなど、仕事の姿勢もノートの使い方に表れるので、初出勤日には忘れずに持っていくようにしましょう。
気持ちを切り替えて仕事に取り組む
転職をして新たに保育園で仕事をするということは、前の職場に何らかの不満があって退職を決意したのではないでしょうか。
仮に保育士の人間関係が原因なら、次の職場でも同じようになったらどうしようという不安がよぎるものです。でも、あなたは新たなステージに移行しました。気持ちを切り替えて、とにかく仕事に取り組む事を意識しましょう。
挨拶と報告・連絡・相談を徹底し信頼関係を作ろう
今後、新しい職場でどのようなポジションになるかは、初出勤日からの一週間にかかっていると言っても過言ではありません。
どうやったら認めてもらえるのか、という焦りを感じるかもしれませんが、やり方は簡単!
という挨拶を自分から積極的に声をかけるということ。そして、仕事の基本となる、報告・連絡・相談をいつも以上に意識することです。
これさえできれば、「この人は仕事の仕方を分かっている」と思ってもらえます。
積極的な姿勢が子どもや保護者にも伝わる
気持ちを切り替え、仕事に集中し、挨拶と報告・連絡・相談を徹底することで、仕事としての良いサイクルができてきます。
この積極的な姿勢は子どもたちや保護者にも伝わるので、継続していくことで、確実に信頼関係に結びつきます。
簡単なようで実は難しいことですが、やることは明確なので、実践あるのみです。
転職初日が今後のカギ!
新たなスタートを切ることができても、それを継続していくには、それなりの労力をかけなければいけません。
今後の動向を左右させるのが、転職初日なのです。
提出書類を準備し、服装や外見にも注意を払う。そして、挨拶と状況の報告を行い、信頼してもらうことで、あなたがあなたらしく働ける場所になるのかどうか決まるのです。
これらを当日までに準備し、シミレーションしておくことで、より現実的なものとして実践できるので、自分のものにできるように準備してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか。これから第二の保育士人生のスタートです。ご縁があって巡り会えた場所なので、長く働き続けられるように、準備してみてくださいね。