未経験保育士、再就職への道!保育園で働くための5つのステップ

未経験保育士再就職への道

実務経験がなく、保育園で働きたいと思っても、経験がないことで転職活動を躊躇してしまう人も多いのではないでしょうか。

保育園で働くことになったら、子どもたちの対応は必要不可欠。
もしケガをさせてしまったらと思うと、悩んでしまうものですよね。

でも安心してください。
保育園は保育士が一人ではありません。

多くの仲間と共に、子どもたちを見ているので、みんなでサポートし合える体制が整っているのです。
そこで、30代以上で実務経験がない保育士が、保育園で働くために実践すべき5つのステップについてご紹介したいと思います。

みんな最初は保育士1年生からスタート

保育士の経験があるかないかは気になる部分ですが、保育士として働く全ての人は、みんな保育士1年生からスタートしています。

先輩保育士に後輩保育士、新卒入社や中途入社に転職組、クラス担任やフリー、常勤職員やパート職員、そして派遣社員など、さまざまな人達が協力しあって子どもたちの保育にあたっているのです。

子どもの安全を守り、一人ひとりの成長に寄り添うには、保育士のコミュニケーションは必要不可欠。
子どもたちの様子を情報交換しながら、お互いにサポートし学びあっていくのが保育士なので、経験がない場合は、先輩保育士やまわりの保育士が助けてくれるので安心です。

年上や年下という年齢的なことは置いておいて、保育士1年生として学ぶ気持ちで接していけば保育士がフォローしてくれるので大丈夫ですよ。

ステップ1:保育士資格証を準備する

書類選考では必ずと言ってもいいほど、保育士の資格書の写し(コピー)の提出を求められます。初めて転職活動する人の中で多いのが、資格証がどこかにいってしまって、どこにあるか分からないといこと。

取り寄せるのにも時間がかかりますし、「資格証は後日提出します」というのは、最初の印象として良くないので、まずは、保育士の資格証を準備することからはじめましょう。

ステップ2:履歴書の準備

資格証があることが分かったら、次は履歴書を時系列に沿って書いていきます。市販の履歴書を買ってきて手書きで書いてもいいですし、最近ではパソコンで提出しても大丈夫なので、今までの経歴をひとまず文字に起こして整理してみましょう。

履歴書に書くポイントとしては、

  • 住所:書類の送付に使用されるので、正確に記載しましょう。
  • 連絡先:必ず連絡がつく電話番号とメールアドレスを記入しましょう。
  • 学歴:小学校もしくは中学校から最終学歴までを記載します。
  • 職歴:保育士の資格がない場合や働いた経験がない場合は「なし」と記載します。
    ※経験がないことで採用が不利になることはないので安心してくださいね。
  • 免許・資格:保育士資格の他、幼稚園教諭や民間の資格を持っていたら書くとアピールになりますよ。
  • 趣味・特技・長所:あなたの良い部分を表現する場所なので、オーバーに書きすぎない程度にアピールするように書きましょう。
  • 本人の希望欄:希望する勤務場所や、時間帯などがあったら記載しましょう。その際には介護や家庭の都合などの理由があると、見た人が分かりやすいので理由も書くようにしてみてください。

履歴書はA4が2枚もしくはA3が一枚ですが、あなたの過去の経歴を示す大事な資料になるので、一度下書きで書いた後、誰かに見てもらってから清書するときれいな資料を作ることができますよ。

履歴書の写真は大事!

履歴書で一番最初に目につくのは写真です。
写真を撮る場合には、駅やショッピングモールに設置してある「自動証明写真撮影機」というものを利用します。

中に入ってカーテンを締めて、免許用か履歴書用かを選択し、写真撮影。
数分で出来上がりますが、プリクラのように自分で加工ができないので、出来上がったものを見て、がっかりした経験がある人も少なくありません。

そのため、スマホで自撮りをし、セルフのプリント機で出力し、履歴書に貼るという人も増えていますが、人事部も毎日相当数の履歴書を確認しているので、きちんと撮られているものか、そうでないものかは見破られてしまうので注意が必要です。

多少お金はかかっても、納得がいかないものだったら、撮り直してでもきれいに撮れているものを履歴書に貼るようにしましょう。その際には、上半身だけでもブラウスとジャケットを着用して、普段着で撮ることがないように気をつけてください。

職務経歴書も合わせて準備する

履歴書が作り終わったら、次は職務経歴書と言って、過去に何らかの仕事をしていた人は、どのような会社でどれくらいの期間、そしてどんな業務を担当していたのかを一覧で示す資料を作らなければいけません。

保育士の資格を持っていても、仕事についたことがない人は無理に作る必要はないので、履歴書一枚で大丈夫です。
その際、職歴の欄には、「なし」と記載することで職務経歴書の添付が必要なくなります。
職務経歴書の作り方はこちらの記事を参考にしてみてください。

ステップ3:具体的な勤務条件を明確化する

資格証と履歴書、そして職務経歴書の準備ができたら、次は具体的にどのような労働条件で働きたいのかを考えましょう。

正社員なのかパートなのか、
完全週休二日制なのか、シフト制なのかでも働き方は全く変わってきます。

あなたの家族やあなた自信がどのように働きたいのかをポイントを絞って考えていきましょう。

常勤保育士or非常勤保育士?

雇用形態については、社会保険に加入できる常勤保育士と、常勤に比べて保障は限られますが、働いた分だけ時給で給与が得られる非常勤保育士の2つの選択肢があります。

その他にも派遣保育士や時間外保育士など細かな分類もあるのですが、ひとまず常勤保育士か非常勤保育士かで考える方が分かりやすいので、この2択で考えてみましょう。

常勤保育士の特徴は、厚生年金や健康保険、雇用保険など働き続ける上でもしもの時の備えとなる補償制度が充実していること。そして法人によって違いますが、夏と冬にボーナスが支給されるということは大きな特徴です。

これに対して非常勤保育士は、年金や保険に加入できませんが、家庭の都合で働く時間が選べるのは時間を有効に活用できるので空いた時間で資格を活用したい人にはおすすめです。

今後はキャリアを積みながら保育士として働き続けたいと思うなら、待遇優先の常勤保育士。
今は家庭を優先して、自分の都合の良い時間で働きたいなら、時間の融通が可能な非常勤保育士がおすすめです。

希望する時間帯は

常勤保育士となると、ある程度勤務時間が定められてしまいますが、事前に申請して休むことも可能ですし、体調不良の場合には有給を使って帰ることもできます。

非常勤保育士なら、午前なのか午後なのか、そして夕方なのか夜なのかによっても、募集する保育園の需要が変わってくるので、具体的に働ける時間を明確化しておきましょう。

曜日によって子どものお迎えなどもあるなら、月曜日から土曜日までで入れる時間を書いて考えておくと整理できるのでやってみてくださいね。

保育士として希望する収入は

「資格は持っているが現場経験は少ないから、収入はいくらでもいい。」と思っていませんか。
経験は、子どもたちと関われば関わるほど蓄積されていくので、謙虚な気持ちは大事ですが最初の目標が低過ぎると損をしてしまうので、長い目で見た時のキャリアビジョンを考えておきましょう。

  • 3年後にはどれくらいの年収を目指していたいのか
  • 5年後は子どもが大きくなるから、年収●●万円くらいは欲しい
  • 10年後は経験を積み、新人保育士を育成できるレベルになったので、次は管理職を狙いたいなど。
    先のことを考えてみると、保育士の仕事はやりがいがある上に、夢のある仕事ともいえるので、5年後、10年後のこともイメージしておいてくださいね。

勤務時間と収入以外で求めるものは?

一つずつ明確にしていくと、これからがんばっていこう!という気持ちになるのではないでしょうか。最後は勤務時間や収入以外で求めるものがあるかどうかも考えておきましょう。

例えば、

  • 通勤時間は自宅から1時間以内を希望する
  • いろいろな保育園で経験を積みたいので、定期的に異動がある保育園が良い
  • 同じ職場環境で働き続けたいので、異動がない保育園を希望する

などなど、どれか一つでも我慢したり、セーブして仕事をすると、どこかでストレスを溜め込んでしまうことになるので、あなたがあなたらしく働くことができる条件を考えてみてくださいね。

ステップ4:勤務条件を元に求人を探す

ぼんやりとしたところから、少しずつ保育園で働くこともイメージできてきたのではないでしょうか。これからは、あなたが導き出した勤務条件を元に、実際に条件に合う求人があるかどうか探していきます。

探す方法はたくさんあるので、一つずつご紹介していきましょう。

保育士の求人を探す方法その①ハローワーク

初めての就職活動で不安がある人は、厚生労働省が管轄する、公的職業安定所、通称ハローワークを利用してみましょう。最初にハローワークを訪れたら求職申込書の登録が必要になります。ハローワークの利用の仕方や、利用するメリットについてはこちらの記事をご覧ください。

保育士の求人を探す方法その②保育士専門の求人紹介会社への登録

ハローワークは全国の求人が検索できますが、保育士以外の求人も多く、膨大な求人の中から探さなくてはいけません。
それに対して、保育士専門の求人紹介会社は保育士の求人を多数扱っているので、条件を絞って探すことが可能になります。

登録は無料。手数料などもかからず親身になって相談にのってくれるので、複数登録してみることをおすすめします。

保育士の求人を探す方法その③コーディネーターと連携

保育士専門の求人紹介会社の中には、保育経験があり細かな相談に乗ってくれるコーディネーターが在職している会社も多数あります。

登録はもちろん無料
希望に応じて対面でカウンセリングしてくれる他、似たような労働条件で決め兼ねている時にアドバイスしてくれ、保育園に就職できるまで一緒にサポートしてくれるのです。

初めての就職活動は右も左も分からないもの。
そんな時にはプロの力を借りるのも、希望の保育園に就職するための秘訣ですよ。

ステップ5:面接のための対策や練習を

応募する保育園が決まったら、書類を送り、二次選考の面接対策をはじめましょう。
「一次選考が受かるかどうか分からないのに、面接の準備?」と思うかも知れませんが、保育士は一年を通して常に人材不足なので、保育士の資格を持っていれば、猫の手でも借りたい状況。

一次選考は合格として、二次選考の面接で経歴や保育士として問題がないかの人物確認が行われるため、面接対策を行う必要があるのです。

面接対策で練習しておきたいのは大きく分けて以下の3つです

  1. 自己紹介
  2. 面接を受ける保育園を志望した理由
  3. 子どもたちにどのような保育を提供したいのか

初めての面接では緊張することが予想されるので、伝えたいことを事前にまとめ、声に出して練習しておきましょう。

声が震えてしまっていても、面接官は何十人、何百人の保育士を面接しているので、緊張していることに対してはマイナスになりません。
しかし、マニュアルに書かれているものをそのまま伝えたり、自分の言葉になっていないこと。そしてあなたの身の丈に合っていない大きすぎる目標などは見破られてしまうので、あなたの言葉で台本を作り、練習することが大事です。

面接対策が不安な人は、上記のコーディネーターがサポートしてくれる求人会社に登録して、模擬面接を行うことも可能ですよ。

まとめ

いかがでしたか。保育士の資格は持っていても、現場経験がないということで、保育園で働くのは難しいと思っていた人も、保育士として働くことも夢ではありません。そのためには、一つずつやるべきことをクリアにしていき、その後はいろいろな人の力を借りながら、就職活動を進めていってみてくださいね。陰ながら応援しています。

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