東京で保育士として働く魅力。給与事情と転職ノウハウを解説

憧れの東京で保育士として働きたいと思っているあなた。
その夢を実現させてみませんか。

でも、何をどうやってはじめたら良いのか分からず、一歩踏み出せない人も多いものです。
そこで、都内で暮らすために必要な住宅手当や住宅支援、求人探しのポイントについてご紹介したいと思います。

東京都内の有効求人倍率

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上京を希望するなら、今が絶好のチャンスです。
それは、厚生労働省が毎月調査している有効求人倍率の数字にも現れています。

厚生労働省が2016年1月に調査した、保育士の有効求人倍率は2.34倍
そして各都道府県別の有効求人倍率は上記の数字であることが発表されました。


ここで注目すべきなのが、東京の求人倍率が突出しているという点です。
その数字はなんと!5.68倍!

あなたが今住んでいる都道府県と比較しても、保育士が都内で求められていることが分かるのではないでしょうか。
参考:厚生労働省「保育士確保集中取組キャンペーン」

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待機児童の多いエリア

東京都内では、保育士の需要が高いことが分かりました。
では、具体的にどのエリアに待機児童が多く、保育士が必要とされているのでしょうか。

東京都が2017年7月に発表した都内の保育サービス状況によると、特に待機児童が多いエリアは世田谷区、目黒区、大田区、江戸川区、府中市でその内訳は下記の通りです。

  • 世田谷区:861人
  • 目黒区:617人
  • 大田区:572人
  • 江戸川区:420人
  • 府中市:383人

こんなに保育園に入れない待機児童がいるということは、今後このエリアにも保育園が開設され保育士が求められることが伺えます。

もちろん、他のエリアでも保育士を大々的に募集をしているので、待機児童が多いエリアのみならず、東京都内、特に23区内では保育士不足が問題視されています。

保育士を採用するために待遇面を充実させる動きが活性化しているため、地方在住の保育士に目を向けた住宅支援を行う法人も増えてきました。

それが、借り上げ社宅です。
借り上げ社宅に入居すれば、家賃も格安で住むことから東京で一人暮らしをすることができるのです。

参考:東京都

待機児童の多いエリアの家賃相場

東京都内で働くにあたっては、住む家の家賃相場は気になる所ですよね。東京都内で暮らすイメージを持つため、待機児童が多いエリアの家賃相場を調べてみました。

1Kのマンションを条件とした各エリアの家賃相場は以下の通りです。

  • 世田谷区:80,700円
  • 目黒区: 94,100円
  • 大田区:78,800円
  • 江戸川区:66,000円
  • 府中市:59,300円

2018年01月現在

参考;ライフルホームズ

エリアによって金額の幅はあるものの、最低でも60,000円、高い場所だと94,000円という価格になってしまうのは驚きですよね。

保育業界大手の給与事情

家賃の相場が分かった所で気になる給与と支出の関係を見ていきたいと思います。
保育業界大手の株式会社を例に考えてみましょう。

保育業界大手についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

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 新卒(短大専門卒)新卒(大卒)中途採用
JPホールディングス168,000円175,000円243,000円
株式会社こどもの森200,000円202,000円205,000円
ライクキッズネクスト株式会社223,000円225,000円223,000円
ビジョンハーツ株式会社設定なし200,700円204,200円
株式会社ポピンズ210,300円224,300円224,300円
平均値

200,325円

205,400円

219,900円

今回は中途採用として上京したケースを例にとって考えてみましょう。
保育業界が募集している求人の平均を算出してみると、中途採用の平均月収は219,900円でした。

この金額を元に、生活にどれくらいのお金がかかるのかをシミレーションしてみたいと思います。

保育士が都内で生活にかかるお金

勤務する保育園によって待遇は全く変わってきます。
あくまでも一例として参考に見ていきましょう。

保育業界大手の平均月収が219,900円でそこから社会保険や年金、所得税が引かれるので、手取りは80%とすると、
219,900円×0.8=175,920円が給与として得られる金額の目安になります。

毎月かかる支出は以下の通りです

  • 家賃:65,000円
  • 光熱費:15,000円
  • 通信費:8,000円
  • 食費:30,000円
  • 交際費・雑費:30,000円
    合計148,000円

収入(175,920円)-支出(148,000円)=手元に残るお金27,920円

家賃の補助や住宅手当がないと、全てを給料でまかなうことになり、手元に残るのは28,000円ほど。

食費を節約する他、節水や節電を徹底すれば、この金額は変わりますが、家賃の支出が一番大きいので、この家賃部分をなんとかすれば、生活することも可能になるのです。

では、どうやって家賃を節約するのかというと、福利厚生の一つでもある、借り上げ社宅や住宅手当、そして家賃補助という制度に目を向けていきます。

借り上げ社宅とは

借り上げ社宅とは、アパートやマンションを法人が契約し、福利厚生の一つとして社員に格安で住居を提供するというもの。
これは、自治体が保育園に対して補助金を支給する制度を利用するもので、入居する保育士は家賃相場よりも安い価格で住むことができるのです。

寮と違って、アパートやマンションの一室に住むので一人暮らしと同じ。

法人によってまちまちですが、家賃は3万円から5万円程度を給与から天引きするという形を取っている所が多いようです。

では、家賃が3万円の場合ではどれくらい手元に残るのか改めて計算してみましょう。

 マンションでの一人暮らし借り上げ社宅での生活
収入175,920円175,920円
家賃65,000円30,000円
光熱費15,000円15,000円
通信費8,000円8,000円
食費30,000円30,000円
交際費・雑費30,000円30,000円
合計148,000円113,000円
収入-支出27,920円62,920円
その他の支出入居時の敷金・礼金・更新手数料 

マンションでの一人暮らしで手元に残るお金が27,920円に対して、借り上げ社宅での生活の場合、その倍の金額にあたる62,920円が残るので、貯金することも可能!

この金額の差を見ると、社宅での生活を選べば、東京都内の保育園で働くことは十分可能であることが分かります。

しかし、社宅で生活するにはメリットとデメリットが存在します。
どのようなものがあるのでしょうか。

社宅で生活するメリット

社宅で生活するメリットは2点あります。

1. 初期費用がかからない
2. 生活費に余裕が生まれる

初期費用とは、家を借りる時にかかる敷金や礼金などのこと。
借りる物件によっても変わってきますが、敷金と礼金が1ヶ月ずつなら、家賃の2ヶ月分を契約時に支払わなければいけません。

上記の例として考えた65,000円の物件なら65,000円✕2ヶ月=130,000円が初期費用として必要になります。

敷金と礼金が2ヶ月ずつの合計4ヶ月分なら、65,000円✕4ヶ月=260,000円に跳ね上がってしまうのです。

それに対して社宅の場合は、敷金と礼金がないので、月々の家賃のみで生活することができるのは大きな魅力ですよね。

家賃が相場よりも低い金額なら、生活費に余裕も生まれますし、仕事をしながら東京ライフを満喫することもできます。

社宅で生活するデメリット

次は、社宅で生活するデメリットについてです。
それぞれが独立した住居なのであまりデメリットはないのでは?と思うかもしれませんが、意外なデメリットがあります。
1. 社宅のルールを守らなければいけない
2. 入居年数を定めている場合も

保育士が住む社宅の場合、与えられた選択肢の中から物件を選なければいけません。
そして、入居できる年数の制限を設けていること。
これは、家賃の負担が少ないため、何年も入居されてしまうと、新しい保育士が入居できなくなるためです。

もちろん、退職したら社宅からは退出しなければいけません。

また、それぞれ独立した住居での生活ですが、風紀を乱す恐れを懸念して門限や入室できる友人や知人に制限をかけるケースもあります。

中には男性の入室を禁止する法人も。

負担する金額は安いが、アパート全体を法人が管理しているので、ルールは守らなければいけないのです。

自由を取るか、お金を取るかは非常に難しい部分ですよね。

社宅を利用した今後のプラン

社宅にはお金の面でメリットがありますが、何年も住み続けることはできないというデメリットもあります。

このデメリットを想定した今後のプランとして、例えば、上京して社宅を利用し貯金を増やす。
資金が貯まったら、一人暮らしをする。
もしくは条件の良い保育園を探し、転職して一人暮らしをはじめるというキャリアプランも夢ではありません。

東京で住む場所が確保され、月々の生活の余裕が生まれれば、今後の選択肢も増えていくのではないでしょうか。

求人票で確認する項目

東京で働きながら生活することは夢ではありません。
これからその夢をかなえるために、求人票のどこをチェックしたら良いのか見ていきたいと思います。

求人票で注目すべきは、待遇面で借り上げ社宅、もしくは社員寮があるかどうかを見るということ。
住宅手当や家賃補助という制度もありますが、これらは家賃の一部を補助するという意味なので、数千円かもしれませんし、問い合わせをしないと具体的な金額は分かりません。

借り上げ社宅、または社員寮という文言で調べ、どれくらいの金額まで補助してもらえるのか。または保育士側が支払う家賃はいくらなのか、確認するようにしましょう。

上京するためのステップ

社宅に住むことでイメージも膨らんできたのではないでしょうか。ここでは、
上京して働くためにはどのようなステップを進まなくてはいけないのか、改めて確認していきましょう。
1. 求人を探す(希望する条件と働くエリアを決める)
2. 履歴書と職務経歴書の作成
3. 応募
4. 面接の日程調整
5. 面接(複数の保育園を応募した場合、1日で面接が終わるように日程調整が必要)
6. 内定(複数の保育園から内定をもらった場合、最終的にどこに入職するのか選択)
7. 物件探し
8. 物件契約
9. 引越し
10. 就業

1~4は自宅で出来たとしても、5~9は実際に上京して行う作業になります。
これを働きながら転職活動するとなると、日程の調整や物件探しなど大変ですよね。

上京サポートを活用しよう

東京都内で保育士として働きたいと思っている人は年々増えています。
そのため、地方からの保育士を受け入れる受け皿や仕組み増えてきました。

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求人の紹介や面接の日程調整など最低限の回数で面接などや手続きが行えるようスケジュールを組んでくれるので便利!
東京都内は交通網が発達しているので、路線が多く迷ってしまいますが、おすすめスポットも教えてくれるので、面接と観光も一緒にできるのも魅力です。

憧れの東京ライフをスタートさせるためにも、親身になって相談にのってくれる場所を見つけることは、夢を実現させるための近道ですよ。

まとめ

いかがでしたか。東京で働きたいと思っていても躊躇していた人は、今が転職のチャンスです!地域が違えば子どもたちや保護者のライフスタイルも違うので、保育の引き出しを増やすことにもつながるのではないでしょうか。仕事が終わったらプライベートを満喫!ぜひその夢を実現させてみてくださいね。

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