保育士のメイクについて、派手過ぎるのはダメだと分かっていても、どれくらいのラインまではOKなのかは微妙な部分ですよね。
そこで、保育士にふさわしいメイクについてご紹介したいと思います。
1年を通して紫外線対策を
保育園では季節に限らず、一年を通して外へのお散歩があります。室内で遊ぶのとは違って、外はお花や虫など、子どもたちを刺激するのもがたくさんあるので、できれば保育士の体制を整えて毎日でも連れていってあげたいもの。
お散歩の時に必要不可欠なのが、紫外線対策です。
紫外線というと、夏場の太陽が照りつける時期をイメージするかもしれませんが、8月をピークにして一年を通して紫外線対策が必要不可欠なのです。
紫外線を長時間浴びてしまうと、肌へのダメージが強く、シミやシワ、くすみの原因にもなるため気象庁は、紫外線情報分布図として、注意喚起をするほど紫外線による影響が懸念されています。
歩いて数分のお散歩であっても、外に出る時には必ず紫外線対策を忘れずに。
もちろん、出勤前にベースメイクとしてUVケアしている人も多いかも知れませんが、外に出る時には顔周りの他、腕や首など肌が露出する所は、肌の老化を防ぐためにも紫外線の対策を忘れずに行うようにしましょう。
保育士はナチュラルメイクが基本
メイクの基本ですが、派手過ぎるものや、色使いが多いメイクはNG!室内でも常に動いているので、汗をかいてもメイク直しができません。そのため、メイク崩れが分からないような、ナチュラルさがポイントになるのです。
また、アイシャドーやアイライナーなど、強すぎるメイクは、保護者の反感を買ってしまいクレームにつながることもあるため、注意が必要です。
では、どんなメイクがナチュラルメイクというのでしょうか。
ファンデーションでくすみとシワをカバー
ベースは、肌の色にあったファンデーションを選び、丁寧に下地を作ってくすみやシワをカバーすること。ファンデーションを塗る前に、肌のキメを整えて、ファンデーションがきれいにのるように下地を作るのがポイントになります。
これだけで、顔の表情が明るく見えます。明るめの色は肌を反射し過ぎてしまうので、同じか、ワントーン落としたものを選ぶのがおすすめです。
アイブローでまゆげを整える
ベースを丁寧に作ったら、まゆ毛がなかったり、薄いと子どもたちはびっくりしてしまうので、まゆげを整えて薄い部分は足し、毛並みを整えましょう。
グロスは子どもにつくのでNG、リップクリームで乾燥対策
顔全体を整えたら、口元も寂しく感じますよね。
ぶるツヤの唇に憧れますが、グロスはキラキラする分、子どもたちも気になってしまい触ってくることも考えられますし、洋服についてしまい、保護者からクレーム!ということになりかねません。
乾燥が気になるなら、ポケットに入るタイプのリップクリームやほのかに色がつくタイプを常備して、ちょこっとひと塗りするだけで、何もしていない時より安心感が得られるのではないでしょうか。
アイシャドーやアイメイクは控える
女の子ならやっぱり目は大きく見せたい所ですが、意外と保育士の動きはハードで顔にも汗をかくので、ガッチリメイクは崩れる可能性が大です。
タオルで汗を拭いたつもりが顔も一緒に拭いてしまい、一緒にメイクも落ちてしまったら、その場ではどうすることもできません。
子どもたちの保育が最優先なので、自分のことに手がかからないように自分自身の環境を整えるのも保育士の大事な仕事の一つです。
マスカラやアイプチ、マツエクなども気になるところですが、仕事は仕事と割り切って、プライベートで楽しむようにしてみてはいかがでしょうか。
デイリーケアで素肌美人を目指そう
保育園での仕事は、子どもたちの安全を見守ること。メイクは二の次ですが、まだまだおしゃれは楽しみたいものですよね。
素敵な女性は、日々のケアが徹底されているので、ナチュラルメイクでも魅力があるのです。
健康であってこそはじめて肌にハリや艶が生まれるもの。
お風呂あがりや洗顔後の肌ケアで、刺激を受けたお肌に栄養をたっぷり与えてあげましょう。
そうすれば、肌はリセットされベーシックなメイクでもあなたの良さを生かしてくれるツールになるかもしれませんよ。
派手なメイクはクレームにつながることも
ファンデーションにアイメイク、チークにグロスなど。どこで誰が見ているか分からないので、女性ならメイクは意識したいものです。
しかし、子どもと関わる保育士は、先生と呼ばれる仕事なので、保護者は我が子を見る保育士に対しては厳しくチェックする部分もあります。
保育にメイクは必要ありませんし、子どもに悪い影響が出たらと心配して、クレームにつながることも少なくありません。
派手かどうか感じるラインは人それぞれですが、クレームを気にせず保育に集中できるよう、ナチュラルメイクを心がけましょう。
すっぴんも印象が悪い
「保護者受けするかどうかを気にするぐらいなら、日中は子ども達が仕事相手なので割り切ってすっぴんでもいい!」と思う人もいるかもしれません。化粧直しもしなくて楽チン!
でも・・・シミが目立つ肌に、かさかさの唇。
手入れの行き届いていないまゆげなど、自分の管理ができていない人に、子どもの保育ができるのかと、これもクレームにつながるケースもあるため、注意が必要です。
保育園は保護者のお迎え以外にも、誰が来ても保育園の代表として対応しなければいけません。
最低限のメイクは社会人のマナーの一つだと捉えて、誰に見られても恥ずかしくない立ち振舞を心がけるようにしましょう。
仕事とプライベートを分けてこそ保育のプロ
流行りのメイクやファッションを取り入れてみたい人は、仕事ではなく、休日に実践してみてはいかがでしょうか。
いくら流行っているといっても、保育士の中で浮いてしまったり、保護者から不信感を買ってしまうようなメイクでは、せっかくのメイクが台無しになってしまいます。
次の休みには、気分転換も兼ねて、ファションとメイクに力を入れて、自分を開放する時間を作ってあげることも大事ですよ。
まとめ
保育士のメイクはナチュラルメイクが基本。ファンデーションとアイブロー、そしてリップクリームで十分です。あなたのあ持っている素肌を引き出すために、普段の肌ケアも入念に行いましょう。