保育日誌の書き方と書くのが楽しくなる保育の中のヒント

保育士の仕事は子ども達と接する他に、事務作業も多いものです。特に毎日書かなければいけない保育日誌をどのように書いたら良いのか悪戦苦闘している保育士も多いのではないでしょうか。

でも、書くポイントやコツを掴めれば、残って作業することも減りますし、もっと子ども達と関わる時間が確保できるとしたら、取り入れてみたいものですよね。

そこで、保育日誌の書き方のコツについてご紹介したいと思います。

ポイントは5W1Hを明確にし、時間に沿って書くということ。
継続は力なり。続ければ続けるほどあなたの力になりますよ。

保育日誌の基本は5W1H

保育日誌の基本は5W1Hで誰が見てもすぐにわかるように端的に書くのが大きなポイントです。
5W1Hは聞いたことがあると思いますが、再確認してみると

Whenいつ◯時◯分などの時間を記入
Whereどこで保育室や園庭、公園など具体的な場所を記入
Whoだれが具体的な名前を書きますが、個人情報保護の観点から、イニシャルで記載するなど保育園の書き方に準じて記入するようにしましょう
What何を遊んだ内容や活動の様子を書きます
Whyなぜけんかや事故、ケガなどが発生した場合には、起きてしまった理由を書きますが、活動の様子のみの時には「なぜ」は書かなくても大丈夫です。
Howどのように遊んだ様子を掘り下げて書いてもいいですし、特筆すべき事項が合った時に書くようにしましょう。

なんとなく分かっていても、改めて見てみると抜けてしまうことも多いものです。これを意識して保育日誌を書くようにしますが、全てを網羅しなくても大丈夫です。

まずは書けるところから少しずつ意識して書くことを習慣化させましょう。

時系列に沿って保育の内容を書く

上記のポイントを頭に入れた上で、子ども達が登園してから、遊びや給食、お昼寝、その後遊びやおやつ、お迎えまでの流れに沿って書いていきます。

保育園ごとに日誌のフォーマットがありますので、そのフォーマットを用いながら、普段と違う内容や、活動したことなどを書いていきます。しかし、保育時間中のことを全てまとめて書くのは難しいので、お昼寝の時間を利用して、途中で書いておくと書き忘れることも防ぐことができます。

そのためには、保育士同士でコミュニケーションを取り合い、日誌の当番になったらどのようなタイミングで途中の状況を書くかを話し合い、
「今日は子どもたち寝るのが早かったから、今少し日誌書いてもいいですか?」などと声を掛け合いながら保育の途中で書くようにすると効率的に進めることができます。

気になった点や、改善点を意識して

毎日の保育の中では、子ども達の小さな成長を知ることができますが、その分、「危ない」と思ったことや、「はさみを勝手に触ってしまった子がいるから、置き場所を考えなければ」とヒヤリ・ハットした場面も少なくありません。

言葉遣いやお友達に対しての態度など、少しでも気になったことは保育日誌に記録として残しておくと、その問題点を保育士同士で共有し、改善に向けて話し合うことができます。

最初はうまく書けなくても続けることが大事

保育日誌は毎日書かなければいけませんが、最初から的確に書ける人はいません。どのように工夫していけば保育士に伝わるかという毎日の積み重ねで、文章力や表現力も備わってくるものです。

1ヶ月前に書いたものを振り返ると、表現の仕方や見る視点などあなた自信が成長していることを知ることができるのではないでしょうか。

書いて終わりではなく、過去の状況を振り返ることも大事なので、定期的に振り返りながら、子ども達の成長とあなたの成長を再確認してみてくださいね。

他の保育士の保育日誌の書き方も参考にしてみる

保育日誌は、他の保育士が書いたものを見て真似ることで、視野を広げ、書く内容を充実させることにもつながります。同じクラスなら積極的に自分の日誌を見てもらい、アドバイスを受ける他、先輩保育士がどのような視点で書いているのかも勉強させてもらいましょう。

同じ子どもたちを見ていても、先輩保育士が見ている場所は違う部分を見ていたということを知るきっかけにもなります。

「◯◯先生、保育日誌の書き方が分からないので、先生の日誌見せてもらって勉強させてもらってもいいですか。」と声をかけると快く見せてくれるのではないでしょうか。

気づいたことがあったらメモを取ることを習慣化しよう

トラブルがある時には何件も続き、何もない時には書くことがないくらい平和な日もあるものです。気になることがあったら、まずは子ども達の対応するのが大前提ですが、少し落ち着いたらメモに書いて置くのも一つの方法です。

何もない日は、じっくり子どもたちと関われるので、たくさん言葉をかけてあげましょう。関われば関わるほど子どもたちからも何かしら言葉やアクションで返してくれるものです。

その嬉しかったことも合わせて日誌に書くようにすると、子どもたちの成長を保育士同士で共有することができるのではないでしょうか。

個人記録をつけると、子どもの成長がひと目で分かる

保育日誌は、当番制にしている所もあり、1日おきや、1週間交代など担当性にしている保育園も少なくありません。役割分担が明確であれば効率的ですよね。

担当でない時には、何も書かないと書き方を忘れてしまう場合もあるので、なるべく毎日書くようにするのが、保育のスキルを高めるコツになります。

個人名がわからないようにイニシャルなどにして、職場で保管するノートを用意して、一行だけでもクラスの子どもたち一人ひとりの様子を思い出して書いてみましょう。

最初は大変ですが、慣れるとすぐに書くことができます。それは、あなた自身の視野が広がった証拠。続けることに意義があるので、スキルアップを目指したい方はぜひチャレンジしてみてくださいね。

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まとめ

いかがでしたか。慣れるまでは何をどう書いたら迷うものですが、コツを掴めば意外と簡単に書けるものです。先輩保育士も園長先生もみんな同じ道を通った人ばかり。先輩の書き方のコツを学びながら伝える力もつけていってくださいね。

保育日誌を書くのと並行で行うのが、保育士同士の「報告・連絡・相談」です。状況を保育士同士で伝えあうことによって、さらによりよい人間関係を作ることができるので、こちらの記事も合わせてチェックしてみましょう。

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