先輩保育士がむかつく。嫌な保育士と上手に付き合うための処世術

先輩保育士 むかつく

保育園の中には、保育士同士の見えない人間関係が潜んでいます。その中でも難しいのが、先輩保育士との関係です。

嫌味を言われてイラッとした事がある人も多いのではないでしょうか。反論や否定もできず、言われた方はモヤモヤが残るものです。

そこで、先輩保育士と上手に付き合うための方法についてご紹介したいと思います。

報告・連絡・相談を意識する

先輩保育士の中には保育に熱い思いを持っているため、仕事に対して厳しい側面を持つタイプと、先輩風を吹かせるタイプ。そして、悪口や陰口を常に言っていないと気が済まないタイプなど、多種多様です。

どんなタイプでも、仕事中の出来事なので、あなたは巻き込まれないように「報告・連絡・相談」を徹底するようにしましょう。

「他の保育士には報告があって、なんで私には報告がないの?」と火の粉が飛んでくることも少なくありません。

私は聞いていないわよ。
報告も受けていないわ。
あなたがターゲットにならないためにも、細かな情報でも伝えることを意識しましょう。

子どもを介して先輩保育士をたてる

常に嫌味や悪口を言っていないと気が済まないタイプは、子どもがいてもいなくても、関係ありません。でも、自分の事を褒められるとスイッチが切り替わるものです。これを応用して、子どもと遊びながら、子どもを介して先輩を立ててみましょう。

例えば、「◯◯先生上手だよね~◯◯先生みたいに真似してやってみよう!」

と声をかけます。
子どもはその保育士を見ますし、名前を出された保育士も自分が褒められたと思い機嫌が良くなるものです。

褒められて嫌な気持ちになる人はいないので、この心理をうまく活用すれば、先輩をあなたの手の中で上手に転がすことができるかもしれません。

程度なコミュニケーションで共通点を見つける

むかつく先輩と一緒に休憩に入る時こそ苦痛な時間はありません。いつものように、愚痴や不満そして悪口に発展しそうなら、会話を通して先輩との共通点を探してみましょう。例えば、

  • 趣味
  • 休みの日の過ごし方
  • 好きな食べ物
  • 嫌いな食べ物
  • 出身地
  • 今はまっているもの

などなど。先輩に質問する形で進めていけば、気持ちよく話してくれますし、その中からあなたとの共通点を見つけるのが、この会話の最大のポイントなのです。

ネガティブな話を聞かされるより、共通点を見つけて心の距離を近づける努力をしましょう。

共通点があれば距離が近くなる可能性大

一つでも共通点が見つかったら、それを掘り下げて話していくと、心の距離が近くなるかもしれません。距離が近くなるということは、あなたは敵ではないと相手に認識させることになるので、見方であるという証拠を見つけるのが重要になってくるのです。

どんよりした空気の中で休憩しても楽しくないですし、むかつく先輩とでも楽しい時間が過ごせたらラッキーですよね。

しかも共通点があって、その日を境に態度が変わる可能性も。やってみないと分からないので、もし休憩時間に一緒になったら、話をしながら共通点を見つけてみてくださいね。

仕事以外の話はしないという距離の取り方

「あんな人と話なんて無理!」と思う人は、無理して会話する必要はありません。休憩時間は仕事ではないので、自由に過ごしてOK!仕事では報告をし、休憩時間はしっかり休みたいという人は、話をせず距離を取るという方法もあります。

休憩時間と同じように、出勤時や退勤時も同じなので、仕事以外は話さないというスタンスが築ければ、先輩保育士もその空気を感じ寄ってこなくなります。

右から左に聞き流す

休憩が終わって保育に戻った時、またいつもの調子が始まったと感じたら「そうですね」と何を言われても聞き流すようにしましょう。

そして同意を求められたら、子どもが呼んでいるのを口実にその場を離れます。ここでポイントなのが、何も言わずに立ち去ると相手の逆鱗に触れてしまうので、何かしら理由をつけてそっちを優先するとアピールすること。

子どもが呼んでいるなら仕方ないと、その場を回避することができます。

配置転換の目安を確認する

いろいろな対処をしてきても、先輩保育士自身が変わらなければ、周りが対処して乗り切るしかありません。でも、一体いつまで続けるのか、この方法しかないのかと考えたら疲れてしまうものです。そこで、法人の配置転換に関するルールを確認してみましょう。

配置転換の目安が分かれば、先輩保育士はあと何年で異動になると終わりが見えることに。

さよならまでカウントダウンが分かれば、もう少しがんばれるのではないでしょうか。しかし、配置転換がないのなら、このまま続けていいのか、将来に向けて考えなければいけない時期に差し掛かっているのかもしれません。

先輩保育士が配置換えになるか、あなたが他の保育園に異動になるか、それとも転職すべきか、究極の選択も視野に考える時期なのではないでしょうか。

先輩保育士の事は同僚に相談しない

むかつく先輩保育士の事は、誰かに愚痴として聞いてもらいたいものですが、同僚に相談するのはやめましょう。それは、先輩保育士に嫌われたくないために、あなたの言動がネタとして売られてしまう可能性があるためです。

信じていた保育士に裏切られる事ほどショックな事はありません。自分の身は自分で守るしかないので、ネガティブな話を相談するのは控えた方が懸命です。

〇〇先生があなたのこと、こう言ってたわよ
もーーーー誰にも言わないでくださいって言ったのにぃーーー

反抗的な態度はいじめのターゲットに

もし、むかつく先輩保育士に対して堪忍袋の尾が切れて、反論してしまったとしたら、次の対象があなたになってしまうかもしれません。反論するなら、周りに保育士がいる状態で、1対1になることを避けましょう。

そして感情的な話し合いにならないように、何が問題で今後どのようにしていくべきなのか、解決策を提示しなければいけません。

でも、いつ、我慢の限界が来るのか分からないですし、切れてしまったら収集がつかない状態になってしまいます。むかつく先輩=面倒な保育士と捉えて、関わらないように日頃から処世術を磨くようにしましょう。

職場の人間関係は仕事として割り切る

女性が多く働く職場なので、できれば仲良く仕事したいものですが、女性が多いからこそ縦社会や派閥などに巻き込まれてしまいます。

学生時代と違って、いろいろな個性を持つ保育士と仕事をすることになるので、職場の人間関係は割り切るという気持ちも大事です。

今は大変でも、配置転換や中途採用、新卒採用などで新しい保育士が入れば、職場環境も変わるので、悪い風に賛同するようなことは控えてくださいね。

まとめ

むかつく先輩保育士はどの保育園にもいます。相手が変わるのは期待できないので、我慢してストレスを溜める位なら転職して環境を変えた方が懸命です。人間関係が良い保育園は個人で探すのは至難の技なので、プロに相談して保育園を紹介してもらうという方法もあります。我慢は禁物です!辛いなら環境を変えましょう。

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