最近、先輩保育士から避けられているような気がすると感じているあなた。もしかしたら、あなたの言動が先輩の逆鱗に触れてしまっているのかもしれませんよ。
先輩から嫌われるということは、保育士の派閥に発展してしまう可能性もあるので早めに対処が必要です。
そこで、嫌われてしまっている要因と改善策について考えていきましょう。
保育園になじまない派手なメイク
先輩保育士がイラッとするのが,
「遊びに来てるんじゃないんだよ!」と思わせるような派手なメイクです。
アイメイクで目を大きく、グロスでぷるっとした唇を演出したいのも分かりますが、外見にこだわる時間があるなら、もっと子どもたちをちゃんと見て!と思っているのかもしれません。
保護者からも派手な保育士だと思われますし、外見で保育の質が低いと思われたらもったいないですよね。
化粧が悪いということではありませんが、場所をわきまえて、出勤前や退勤後を意識して、先輩の怒りに触れる機会を減らすようにしましょう。
保育園は仕事をする職場なので、派手すぎるメイクは、保育園全体の印象を悪くしてしまう可能性もあります。
社会人という意識を持ち、ナチュラルメイクを心がけ、どうしてもおしゃれしたいなら、休日にフルメイクをするなどして、仕事とプライベートを分けるだけでも変わってきますよ。
好感が持てるメイクについてはこちらの記事でも解説しているので、参考にしてみてくださいね。
先輩に対して敬語が使えない
子どもたちと話す時と同じように、先輩に対しても同じようにタメ口で話す保育士!保護者にも同じように話している姿を見て、「ダメだこの子は敬語が使えない!」と落胆する保育士も多いものです。
保護者に対して敬語で話すのは、社会人のマナーの一つ。
理想は、子どもたちの年齢に合わせて話し方やボキャブラリーを使い分け、先輩保育士や後輩保育士に対しても敬語のレベルは変えて欲しいもの。
どう伝えたら敬語を使えるようになるのか、先輩保育士は日々頭を抱えています。一緒に働く保育士と気持ちよく仕事をするためにも、少しずつ敬語の使い方を学んでいきましょう。
敬語の本を読んでもいいですし、分からなければ、他の保育士が使っている言葉を真似るのが一番吸収できるかもしれませんよ。
指示がないと動けない
子どもたちが登園してから午前中の活動に給食、午睡に午後の活動、そしておやつと、保育園では一日の流れが決まっています。
でも、体調が悪くなってしまった子への対応や、予定していた活動を変更しなければいけない場面なども出てきます。
そんな時、ちょっとした打ち合わせで臨機応変に動いてくれればありがたいのですが、細かく指示を出さないと動けないのが、困った保育士の特徴の一つ。
「それくらい、言わなくても動いてよ!」とイライラする先輩。
「言ってもらわないと分からない」と思う保育士。
あなたは、指示がなくても動けていますか。
ある程度経験を積むと、「この場面では、子どもたちをこう誘導して」という動きが分かってきますが、場数を踏まないとその引き出しも増えません。
何をしたら良いのか分からないという場面に遭遇したら、その場ですぐに確認するという意識を持ちましょう。
「忙しそうなのに聞いたら迷惑では?」と思わないで、その一言が結構重要だったりするのです。判断に迷ったら、先輩の指示を仰ぐように声をかけることを意識しましょう。
注意するとすぐに泣く
子どもたちへの接し方や注意の仕方など、きつく伝えたわけではないのに、注意するとすぐに泣く保育士。
「社会人だし、大人なんだから泣くのは反則でしょ」と先輩保育士は思います。
考えてほしかったことを伝えている時に泣かれてしまうと、注意している方が泣かせていると思われるのも納得いかないものですよね。
あなたは先輩保育士から注意を受けた時に、すぐ泣いた経験はありませんか。
社会人として仕事をするということは、労働に対しての対価(給料)を得ることになるので、辛いことや悔しいことがあっても、耐えなければいけない場面も出てきます。
悔しいと思う気持ちを、「泣く」ということで表現していた人は、「泣く」という表現から、「がんばって改善してみせる」という意識に変えてみましょう。
注意されるということは、あなたに何かしらの不手際があったということです。
注意を受け入れ、次は同じ過ちを侵さないように改善する姿勢を見せれば、先輩の方も伝えたよかったと思うかも。
言葉はきついと感じるかもしれませんが、子どもたちのため、そしてあなたのために伝えてくれていることも考えてみてくださいね。
放っておくと職場環境は悪化する
いくら先輩であっても馬が合わない人は当然います。
「嫌われていてもいいや」と放っておくと、先輩保育士の不満が他の保育士に伝染し、事態が悪化することも少なくありません。
友達関係なら、嫌われてもあなたの判断で良いのですが、仕事上で亀裂が入ると、保育に支障をきたすこともあるため、思い当たる部分があったら早急に改善しなければいけません。
ちょっと様子が変だなと感じたら、同期や同僚に相談してみると客観的なアドバイスしてくれるのではないでしょうか。
報告・連絡・相談で仕事の姿勢を見せる
後輩保育士の言動にストレスを感じる反面、先輩保育士は後輩から頼りにされると嬉しいものです。
好きではない先輩でも、仕事と割り切って、子どもたちの情報で伝えるべきことはきちんと伝え、報告・連絡・相談を意識するようにしましょう。
仕事として当たり前のことをするまでですが、きちんと報告されると、信頼されていると感じ、自然とあなたとの距離も近くなるかもしれません。
どのような点に注意して報告したら良いのかは、こちらの記事で解説しているので参考にしててみてくださいね。
人間関係のトラブルは働きづらくなる要因に
保育園は女性が多く働く職場なので、一人の意見が少数であってもいつ多数派になって派閥になるか分かりません。
そのトラブルに巻き込まれてしまうと、派閥に属さないと仕事がしづらい状況に発展してしまうことも少なくないのです。
人間関係が嫌で、保育園を退職するという人も増えているので、人間関係のトラブルが広がらないためにも早めに鎮火すべく、改善出来る部分は取り入れてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか。多くの保育士が働く職場では、ちょっとした言動で相手をイラッとさせてしまうことは誰にでもあります。これらの悩みを抱えると、保育に集中できなくなってしまうので、仕事の悩みは早く解決するようにしてみてくださいね。