保育士の保護者対応、信頼関係を作るために心がけたい5つのポイント 

お迎えにきた保護者に何を話したら良いのか、迷う保育士も多いものです。

中にはちょっとしたクレームがトラウマとなり、保護者がお迎えに来ると、何も話せなくなってしまう人もいるほど、保護者対応に苦手意識を持っている保育士も少なくありません。

そこで、保護者と信頼関係を作るために取り入れたいポイントについてご紹介したいと思います。

保護者はパパやママになってまだ間もない

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保育園に入園する子どもたちは、ゼロ歳児から入るお子さんもいれば、2歳や3歳など新学期のタイミングで入園する子などさまざまです。

はじめての保育園は、保護者も実は新しい環境になるため、ドキドキなのです。

子どもを連れて保育園に登園するときは、親の顔をしていますが、どんな保護者でも第一子の誕生から子育て1年生がスタートしているのです。

保護者同士のつながりを通して、子育てを少しずつ学んでいきます。お迎えの時間が一緒にならなければ、同じクラスでもママ同士で話すことは少ないため、ママも実は緊張しながら保育園にお迎えにいっているのです。

そこで、大事になってくるのが、子どもたちの保育園での様子をいかに的確に話すかということ。

元気な挨拶でパパやママは癒やされる

お迎えにきてもその後帰って夕飯の支度をしなければいけませんし、時間に追われて家事をするため、保育園での様子は端的に何をしていたのか知りたいのです。

保護者に伝える時には、最初はあいさつから

「おはようございます」

「いってらっしゃい」

「気をつけて」

「◯◯ちゃんのママ、お仕事がんばってね」

「◯◯ちゃんのママ、おかえりなさい」

この挨拶を毎日繰り返すことで、少しずつ距離が縮まっていきます。そして子どもの名前をつけて誰にあいさつをしているのか伝えるというのを明確にすることが重要なポイントです。

元気な挨拶の後、どのように伝えるかで心の距離や信頼関係が変わってくるので、細かく見ていきましょう。

子どものちょっとした良い変化を伝える

保育園で過ごしていることも達は、毎日少しずつ成長しています。体の成長はもちろんのこと、遊びや友達との関わりを通して心も成長しているので、その小さな変化を伝えてあげるようにしましょう。

具体的には、

「今まで興味がなかった遊具に興味を持って遊ぶようになった」

「遊びたいおもちゃをお友達に、貸して、と言えるようになって、一緒にお友達と遊んだんですよ。」

「給食を残さず、全部食べられたんですよ。◯◯くんが食べたピーマン、おいしかったよね」

など、どんな小さなことでも良いので、小さな変化を伝えるようにしてあげましょう。保護者は

「そうなんですか。ありがとうございます」と予想していた反応と違うかもしれません。しかし、聞いた話を家に帰って思い出したり、パパに報告をする時、情報があると嬉しいものなのです。

こんな小さなことでも話すべきか、と悩んでいた人は、小さな情報こそ話すべきと捉えて、たくさん保護者に伝えるようにしてみてはいかがでしょうか。

話す順番は良いことからマイナスの情報へ

小さなことでも話すことの大事さが分かると、あれもこれも話したくなるものです。

しかし、起きたことを全て話してしまうと、聞いている方も疲れてしまうので、伝えたいことは2~3個に絞って伝えるようにしましょう。

小さな成長は喜んでもらえますが、けんかやトラブルは伝えにくいものですよね。

しかし、伝えないと保護者同士のトラブルに発展してしまうこともありますし、何より子どもたちの成長にはトラブルを解決する力をつけさせることも重要です。

そこで大事になってくるのが、伝える順番です。

保護者が閉園間近にお迎えにきた時、慌ただしい中では大切な話も耳に入りません。緊急を要するものは園長判断で電話連絡するケースもありますが、緊急を要しないトラブルは直接話したほうが有効です。

その際、話し方のポイントとしては、お迎えにきた時にすぐ

「◯◯ちゃんが、お友達の目を叩いてしまい・・・」と話されても、何がなんだかわからない状態で保護者もすぐに理解することはできません。

そのため、通常話す内容よりは、ボリュームを抑えて、少し会話をしたのち、本題に入るのがポイントです。しかし、このテクニックはすぐに身につくものではないので、先輩保育士がどのように保護者に伝えているのかを勉強しながら、少しずつ身につけていくことが重要です。

子どもを介してママを認める一言を

保護者は会社や仕事を終えて、疲れた状態でお迎えにきます。一日を過ごす中では、嬉しいことがある反面、失敗したことや苦労したことなど、同じ日はありません。

そんな疲れた状態は置いておいて、自分の子どもをお迎えにいき、「おかえりなさい」と保育士に笑顔で出迎えられ、

「ママーーーー」と子どもが抱きついてきたら、一日の疲れなんて吹っ飛んでしまうものです。

そんな時、子どもを介してママを認めてあげる一言を添えてあげるのがテクニックの一つ。

「◯◯ちゃんママ、お仕事お疲れ様です。今日もお散歩に行って、どんぐり拾ってきたんですよ。帰ったら見てあげてくださいね」」と保育園で充実している様子を伝えたり、

「◯◯ちゃんのママ、スーツ姿かっこいいね」と外見を褒めたり、

「ママ、髪型素敵ですね」と直接保育士の言葉で伝えるのも効果覿面です!

保護者から仕事の話をしてきたら

「お仕事大変そうですね。でもがんばっているママの姿は素敵ですよ。」とさりげなく伝えるなど。褒める言葉をストックしておき、その場その場で適切な言葉で保護者を認めて、労ってあげましょう。

まとめ

いかがでしたか。保護者との関係づくりに悩んでいた人も、ちょっとしたテクニックで信頼関係を築くことは充分可能です。保育士に対しての信頼が増せば、保護者の方から「先生、聞いて」と悩みを相談されることも。

長い保育士生活の中で少しずつテクニックを身につけていってみてくださいね。

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