保育士が気をつけなければいけない保育園内の個人情報とは

保育園では子どもたちはもちろん、保護者のプライバシーに関わる情報を知るため、個人情報の扱いには細心の注意を払わなくてはいけません。

しかし、同じ環境で働いていると、どうしても慣れがでてきてしまい、うっかり話して先輩保育士から注意を受けた経験がある人も少なくないのではないでしょうか。

そこで、子どもたちの情報を守るために、保育士が気をつけなければいけない保育園内の個人情報について確認していきたいと思います。


子どものフルネーム

保育園の中では名前に君やちゃんをつけて愛称で呼ぶことが多いもの。
まなぶ君という男の子は「マー君」と略したり、
あいなちゃんという女の子は「あいちゃん」と呼ぶこともありますよね。

保育園内では愛称で呼ぶのは問題ありませんが、お散歩に出かけた時、危険な行為をした時に注意しなければいけません。

しかし、テンションが上がってしまい、保育士の注意が入らない時、意識を向けさせるために、フルネームで呼び注意を促すことも。

子ども自身の意識を変えるためには有効ですが、保育園の外では誰が見ているか分からないため、フルネームで呼ぶことは注意が必要です。

近くによって注意をしたり、肩を触って自分のことだと認識させる他、他児を通して伝えるなど、方法はたくさんあるので、保育園以外で子どもの名前を呼ぶのは控えるようにしましょう。

子どもの登園時間とお迎え時間

子どもたちの個人情報は保育園の外では細心の注意を払わなくてはいけませんが、実は保育園の中でも注意が必要です。

それは、子どもたちの登園時間やお迎えの時間も個人情報の一つ。
子ども同士が友達だったり、ママ同士仲が良いことが分かっていると、
「●●ちゃんはいつも何時にお迎えなんですか」と聞かれた時に、
「●●ちゃんのお迎えは19時位ですね」と伝えてしまうと、保護者の職業などが推測されてしまう可能性もあります。
登園時間とお迎えの時間も個人情報として話さないように注意しましょう。

保護者が直接伝え合うのは、お互いに同意の元で伝えているので、個人情報の漏洩にはなりません。

第三者が伝えることが問題になるので、伝えることのリスクを考えると、話してはいけないことだと再確認できるのではないでしょうか。

パパやママの職業も個人情報にあたる

子どもたちの情報は守らなければいけませんが、保育園を利用する保護者の情報も気をつけなければいけません。

保育園を利用する保護者は、働いていることが前提なので、勤務先の情報を台帳から知ることもありますし、ママ本人から話されることも。

本人が自分の情報として伝えるのは問題ありませんが、知り得た情報を外部に話したり、伝えたりするのもダメです。

働くママ達は、同じ立場のママ達の職業も気になる部分なので、直接ママに聞きづらいことを保育士経由で聞いてくることもあります。

仲が良く見えるママ達でも、意外とどんな仕事をしているかまでは、分からないケースも多いので、聞かれても「分かりません」とその場で答えるようにしましょう。

保育士自身の情報も気をつけて

保育士は、仕事で知り得た情報は他言しないこと。
そして、保育士として働くあなたの情報もあなた自身で守っていかなくてはいけません。

住んでいる場所や、連絡先、家族構成など、自分が他の人に知られて嫌だと思うことは話さないように注意しましょう。

自分の情報は自分で守るのですが、他の保育士の情報も同様です。

休憩時間に雑談として話した内容も他言は禁物。
そして、退職や異動で保育士がいないことが分かると、
「あの先生はどうしたのですか?」と聞かれたこともあるのではないでしょうか。

保育園全体におたよりでお知らせしていたことなら、「●●保育園に異動になりました」と伝えられますが、円満退職ではなく急に辞めた場合などは、伝え方によっては混乱を招いてしまう可能性もあります。

保育園の人事にまつわることは、園長もしくは主任が伝える事項なので、分かりませんとその場で答えるのが良いでしょう。

保育園を一歩出たら細心の注意を

改めて考えてみると、子どもや保護者の情報、そして保育士自身のことなど守らなくてはいけないものがたくさんあることが分かりました。

仕事中は他の保育士もいるので、もし個人情報に関わることを話してしまったら、保育士がサポートしてくれるかもしれません。

しかし、一人の時は気が緩んでしまうので、何気なく話してしまったことが問題になるのは怖いですよね。

仕事が終わって駅まで歩いている間や、保育園から離れたレストランでも、個人情報は絶対に話してはダメ。

その意識を常に持つ続けるためにも、個人情報について定期的に確認することが非常に重要です。

子どもたちを守るため、そして自分自身を守るために個人情報について再確認してみてはいかがでしょうか。

まとめ

同じ環境で仕事を続けていると、慣れが出てきてしまうので、守らなければいけない個人情報について考えてみました。「余計なことは話さない」「伝えない」を意識し、職員会で話し合う議題にして保育士の中でも再確認してみてくださいね。

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