求人票に書かれている給与幅の真相。保育士の経験をお金にかえるテクニック

保育士の給与

求人票を細かく見てみると気になるのが、給与欄に書かれている「給与は経験による異なる」という文言について。

気になった人も多いのではないでしょうか。

しかし、給与の幅があるということは、その裏には保育園側の思惑が潜んでいるのです。

そこで、少しでも経験をお金に変えるためのテクニックについてご紹介したいと思います。

給与欄に書かれている月額の幅の違い

給与が高ければ仕事に対してのモチベーションも上がるので、なるべくなら月額が高い保育園で働きたいものです。

しかし、ここで見落としがちなのが、給与の覧に記載されている給与の幅について。

例えば、正社員保育士を探していた時、下記の給与が記載されていたと仮定しましょう。
【正社員保育士の給与】

上記の3つの保育園で悩んだ場合、どの保育園に魅力を感じますか。
多くの人は、上限が300,000円のA保育園が気になるのではないでしょうか。

幅があるということは、自分にもその可能性があると捉えてしまいますが、A保育園の300,000円という金額は園長クラスや、保育士としての経験が長い人を指している可能性があるのです。

B保育園は、220,000円からなので、最低ラインの220,000円かもしれませんし、230,000円、もしくはそれ以上という期待が高まります。

C保育園は、基本給と手当が含まれた金額が最初から提示されていますが、「経験により異なる」という文言は書かれていないため、上記の金額に含まれているかもしれませんし、プラス@で経験加算がつくかもしれません。

月額の高さで興味を持たせ、小さく「※経験年数・エリアによる」と書かれている場合もあるので、求人票は小さな文言でも見逃さずチェックしなければいけないのです。

言葉の受け取り方で、金額も大きく変わってきますし、個人では判断が難しいものですよね。

「経験により異なる」は法人ごとに規程がバラバラ

では実際にどのくらいの経験が給与に反映されるのかというと、法人ごとに規程がバラバラ。
面接、もしくは内定の連絡の際に給与を提示され、そこではじめて経験加算がどれくらいつくのか知ることになります。

保育園の雰囲気も良く、面接官の対応も良かった。
しかし、いざ内定の連絡をもらい、給与を提示された時、希望している金額よりも少ないと、辞退もしづらいですし、なんだかモチベーションもさがってしまうものです。

1年でも2年でも保育士として働いた実績は経験給として加算して欲しいものですが、ざっくり1年単位で算出するケースもあれば、1ヶ月単位で計算し加算してくれる法人もあります。

1年単位の場合、1年と1ヶ月でも、1年11ヶ月の経験でも同じくくりになってしまうとうデメリットが。

具体的な給与額については、内定者に対してのみ提示するケースが増えているので、応募する段階では給与額を提示してもらえません。

見栄えを良くするため幅を持たせている。

上記のA保育園の場合、235,000円~300,000円の金額が書かれていたら、

「私は経験があるから、もしかしたら交渉次第では300,000円に近い金額も夢ではないかもしれない」と思う人も多いのではないでしょうか。

しかし、実際は、働いてみないと保育士の力量は分かりませんし、高額な給与を約束して短期間で辞めてしまったら、保育園としては大きな打撃を受けることになります。

そのため、より多くの保育士の注目を集めるべく、他の保育園と差別化を図るため、幅をもたせているという現状があるのです。

この金額の幅のもたせ方は、保育士を集める戦略の一つなので、保育園によって考え方が違うので一概には言えません。そのため、面接で話してみてはじめて、経験を給与に反映してくれる法人なのか、それとも働きぶりをみてからなのかは分からないのです。

では、給与の幅がある保育園は全てダメなのかというとそうではありません。

経験をお金に変えるためには、準備と手段を選べば十分可能です。具体的な方法について見ていきましょう。

希望する給与額を明確にする

蓋を明けてみないと分からないことを踏まえて、転職活動をする時には、希望する金額を具体的にイメージすることが非常に重要です。

21万円位という額を考えていたとしても、21万円が手取りなのか額面なのかでも大きく変わってきます。

手取りとは、社会保険などが引かれて口座に振り込まれる金額のことを指し、額面とは基本給と各種手当、交通費などを合算した金額のことを言います。

21万円が毎月支給される基本給だとすると、その8割にあたる168,000円が実際に受け取れる給与になることを頭に入れておきましょう。

多くの保育園では、基本給以外に、交通費や各種手当が基本給に加算されますが、ベースとなる基本給の希望額をあらかじめ設定しておく必要があります。

  • 手取りで21万円を希望するなら、1.2倍の252,000円
  • 手取り22万円を希望するなら、1.2倍の264,000円位をイメージしておきましょう。

「えっ!保育士でこんなに高い基本給ってもらえるの?」と思ったあなた。
最初から目標を低くした転職活動では、希望を叶えることはできません。

この夢を実現させるためには、テクニックがあるのです。

個人での給与交渉は難しい

希望する給与額を手取りで21万円、額面で252,000円と設定したとします。
保育士としての経験もあり、後輩への教育や指導もできるレベルのAさんは、保育士としてのスキルアップを目指して、転職を決意しました。

通勤時間や、祝日などの条件も合い、あとは面接で経験をアピールして給与の交渉をしようと面接に。

面接官の反応もよく、「ぜひうちで働いて欲しい」と採用の方向で話が進み、面接で給与を提示されました。

しかし、その提示額を見たAさんは、目標の252,000円とは遠い230,000円という金額にショックを受けたのです。

前の職場よりは、多少金額は上がったものの、これでは転職する意味がないことから、保育士としての経験をアピールし、その経験をもう少し給与に反映して欲しいと、面接の場で交渉をしました。

しかし、結果は、給与額はこれ以上あげられないとのこと。
面接する担当者も法人に所属している一人の職員に過ぎないので、個人の判断で給与額をあげることは無理。

もう少しという気持ちが先走り、あまりにも給与に固執し過ぎてしまうと、逆に印象を悪くしてしまうため、注意が必要です。

面接に出向き、給与を提示されたら、希望の金額でなくても受け入れなくてはいけないのでしょうか。

いえ、方法はあります!保育士と法人との間に交渉のプロを挟むことで、希望の金額に近づけることが可能なのです。

保育士に特化した人材紹介会社で条件の交渉を依頼する

保育園の求人を探し応募するには、いろいろな方法がありますが、保育園のホームページを見て、直接応募するという人も多いのではないでしょうか。

保育園の理念や方針に惹かれ、この保育園で働きたいという希望があるなら、直接応募した方がスムーズです。

しかし、これは個人で応募することになるので、上記のように面接で給与を提示された時に、条件交渉をすることは非常に難しくなります。

それに対して、保育士の転職サポートを行っている会社に相談し、間に入ってもらうことで条件交渉をしてもらうことができるのです。

顔が見えた状態で、交渉するのは、やりづらいものですが、応募する前や面接を受けた後でも間に入って交渉を代行してくれます。

もちろん、全ての希望を実現させることは難しいですが、個人で交渉するより、間に入ってもらうことで話もスムーズに進みます。

それには、事前に保育士の転職をサポートしてくれる会社に登録し、希望や経歴を伝え、二人三脚で転職活動を行っていく必要があります。

もちろん、登録は無料!保育士を一人紹介すると、成果として報酬が支払われるので、一人でも多くの保育士を紹介するため、親身に相談にのり、強力にバックアップしてくれるのです。

保育士の非公開求人を狙う

給与アップを狙うなら、最初から基本給が高く設定してある、非公開求人を狙うという方法もあります。

しかし、非公開求人は、条件が良いことや情報を公開できない理由があるため、限られた人しか閲覧することができません。

その求人を扱っているのも、保育士の転職をサポートする人材紹介会社なのです。
「こんなに条件が良い保育園があったの?」とびっくりするほど。

給与はもちろん、祝日が保障されている保育園など、好条件の職場をチェックできるのです。

気になった人は早速保育士の転職サポートに登録してみてはいかがでしょうか。

非公開を扱う求人サイト

まとめ

保育士の仕事は、子どもたちの成長に寄り添えるやりがいのある仕事です。
子どもたちの命を預かる大事な仕事は、労働の対価としてもっと評価されてもおかしくありません。
少しでも給与アップを望むなら、これらのテクニックを駆使して、プロの力を借りて夢を実現させてみてはいかがでしょうか。