【転職体験談】地方から都内の保育園を目指した23歳保育士の歩んだ道

Iターン就職を望んでいるが、実際に働く場所を見つけるとなると何からはじめたらいいのか迷うものですよね。

今回は、23歳の保育士が、地方から都内の保育園を希望し、就職するために歩んだ道をご紹介したいと思います。

どのような方法で夢を実現させたのでしょうか。
早速見ていきましょう。


公立保育園は保育士の募集がない

Mさんは、小さい頃から保育士になるのが夢でした。実家から少し離れた専門学校に通い、保育士の資格を取得しました。

家から近い保育園での勤務を希望していたMさんは、専門学校の就職サポートを受けていました。通勤を優先すると近い保育園は公立保育園しかなく、公立保育園の保育士は定年まで働くため空きが出ず募集がない状況でした。

そこで、少しでも子どもたちと関わることを夢見て選んだ道は、自宅から車で20分ほどかかる民間の託児所。
それでも子どもたちと関わることに変わりないと、夢を持って働き始めたのです。

民間の託児所に勤務

家から車で20分ほどかかる保育園は、いわゆる無認可保育園で、24時間保育を行っている施設でした。

保育園を利用する子ども達は、朝早くから深夜まで利用し、保育士も交代でシフトに入り、どの時間帯でも常に子どもたちがいる状態。

保育士同士のチームワークは良かったものの、24時間体制なので、当然夜勤もあり少しずつ理想と現実のギャップを感じていったそうです。

疲れて帰ったある日のこと。都内で働く保育士の番組を目にしました。

そこには、子どもたちと笑顔で触れ合う保育士の姿、そして、一人暮らしながらも仕事帰りにスーパーで楽しそうに食材を買う姿に自分自身を投影させたのです。

Mさんはテレビを見ながら、昼と夜のシフトで疲れ切っている自分に気づき、今のままでいいのだろうかという不安がよぎったそうです。

このまま現状維持で保育を行うのではなく、自分が本当にやりたい保育を目指すためには環境を変える必要があったのではないかと考えました。

テレビの特集に出ていた保育園は、都心のビルの中にある保育園。
遊ぶ場所が限られた環境で保育をすることは、保育士としてのキャリアアップにつながるのではいかと考え、自分を奮い立たせるために、都内の保育園で保育士として働いてみようという気持ちが芽生えたそうです。

都内の保育園を目指して転職活動をスタート

やってみたいと思った気持ちを、同じ保育士として働く母親に話した所、「現実は厳しいかもしれないけど、自分で決めたことはチャレンジしてみなさい」と後押しされたそうです。

それから、Mさんの転職活動はスタートしました。
勤務していた無認可保育園は、24時間開園している保育園なので、季節があってないようなもの。労働条件も厳しいことから入退職が多い職場だったので、退職を伝えるのは問題がないと判断し、働きながら内緒で転職活動をすることに。

保育士の求人サイトに登録

都内の保育園で働きたいという目標を掲げましたが、退職することは内緒。そのため、転職活動をするにも動きに制限がかかります。

そのため、Mさんが最初にしたのは、インターネットの求人サイトに複数登録して、収入や施設の情報などを確認することからはじめました。

地方で働いているよりは給料や待遇は良いのですが、どれくらい生活費がかかるかも全く分かりません。たくさん求人の情報を見ることで、イメージを膨らませて行ったのです。

そして、認証保育所や小規模保育園、企業内保育所など形態が違うこともあまり知らなかったため、調べたものは転職ノートにメモして、自分なりの情報ノートを作っていきました。

まとめることで、自分はどのような施設で働きたいのか、どのような施設が自分に合っているのか再確認する意味合いも含め、書き留めることで情報を増やしていったのです。

1ヶ月も続けると、転職ノートには情報がたくさん書き込まれ、自分なりに給与の平均などが分かるようになりました。

コーディネーターと電話でやりとり

保育士の求人サイトに登録して、求人を探していると、保育士の人材紹介会社があるという情報を目にしました。

自分で直接応募するのに対して、一人ひとりにコーディネーターがついてくれ、電話で転職の相談にのってくれるらしい。

自分なりにやっていた転職活動がこれでいいのか不安な部分もあったため、Mさんは人材紹介会社にも登録しコーディネーターのサポートも受けることにしました。

はじめて電話がかかってきた時は、すごく緊張したそうですが、コーディネーターの明るい言葉に安心し、それから定期的にコンタクトを取ることに。

今の状況と、転職活動で意識してきたこと。そして働きたい条件などを話すと、はじめての転職で、実家を離れるなら社員寮がある保育園を探しましょうと提案してくれたのです。

Mさんにとって、保育士の社員寮があることは目からウロコでした。

社員寮がある保育園を探す

希望する保育園の形態と、社員寮の有無、そして社員寮に住んだ時の保育士の負担額(家賃)なども細かく調べてコーディネーターは提案してくれます。

社員寮の画像を見ると、想像よりもきれいな外観で、まだ面接もしていないのにワクワクし、転職活動のモチベーションが上がったようです。

そして、条件に合う求人の中から3社選び面接を受けることに。
しかし、Mさんは今働いている保育園には転職活動をしていることは内緒なので、何度も都内に面接に行くことはできません。

事情を相談すると、コーディネーターは面接の調整もしてくれ、1泊2日で3社の面接を受ける設定までしてくれました。

泊りがけで複数の面接を受ける

休暇を取り、面接のために上京をしたMさんは、1日目の午前中にコーディネーターと面接の答え方についての確認をし、1日目の午後に2社、そして2日目の午前中に1社の面接を受けました。

面接は緊張の連続でしたが、履歴書や職務経歴書の書き方もコーディネーターにアドバイスしてもらっていたので、書いたことを自分の言葉で伝えることができたそうです。

面接を受けて2日後には、3社から内定の連絡が。
まさか、3社とも内定が取れると思っていなかったので、うれしい反面、最終的にどの保育園に就職しようかと悩んだそうです。

そのどれもが社員寮完備の保育園でしたが、保育園の理念がMさんのやりたい保育と近い保育園を選び、また一歩目標への階段をのぼったのです。

その後、勤務している保育園に退職の意向を伝え、1ヶ月後に退職し上京。
社員寮がある保育園に引っ越しをして、社員寮から保育園に通い、夢を叶えることができました。

Mさんの今後の夢を聞いた所、0歳児で入園した子が卒園するまでを一つの流れとして見ていきたい。今回の経験をきっかけになんでもやればできると確信したので、先輩保育士の背中を見ながら、子どものために今できる保育をやっていきたいと笑顔で話してくれました。

まとめ

夢を実現させたMさんの行動力は素晴らしいですね。分からないからこそ、自分で調べ情報を自分のものにしていくことが、転職を成功させる秘密だったのかもしれません。

夢を叶えるのはあなた自身!やってみたいと思うことがあったら、行動することで、ご縁がつながるかもしれませんよ。

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