保育士を続けるか転職するか迷った時、決断のポイントとは

子どもたちの笑い声があふれる保育園ですが、女性が多く、保護者との関係づくりに苦労する部分もあるため、続けるべきか転職かと迷う保育士も少なくありません。

保育士なんて辞めたい!でも、続けけるか転職するか判断に迷うものですよね。

そこで、ネガティブな気持ちになってしまった時、考えて欲しいポイントについて紹介したいと思います。


辞めたいと思ったことはある?みんなの意見は

参考:園ナビ求人調べ

株式会社うるるが、2015年11月に全国に住む保育園と幼稚園で働く20歳~39歳までの男女を対象にした「保育園・幼稚園の待遇に関する意識調査」では、

「今の保育園・幼稚園を少しでもやめたいと思ったことはありますか?」

という問に対して、

  • 「ある」と答えたのが87.3%
  • 「ない」と答えたのが12.7%という結果になりました。

87%の人が少しでも辞めたいと考えたことがあるというのは、驚きです。でも、自分だけじゃないんだとホッとした人も多いのではないでしょうか。

そしてもう一つ興味深い回答が表れたのは以下の質問です。

「今後のキャリアとして保育園・幼稚園で働き続けたいですか?」という問に対して

  • このままずっと同じ園で働き続けたい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31.4%
  • 給与などの待遇の良い園に転職して、保育園・幼稚園で働き続けたい・・・・・28.4%
  • 保育方針などの合う良い園に転職して、保育園や幼稚園で働き続けたい・・・・12.7%
  • 保育園・幼稚園以外の仕事に転職したい・・・・・・・・・・・・・・・・・・17.6%
  • 仕事はやめて結婚して専業主婦・主夫になりたい・・・・・・・・・・・・・・9.8%

という結果になりました。つまり、

  • 現状維持が31.4%(くろ)
  • 転職希望が41.1%(あか)
  • 別の仕事もしくは、家庭に入ることを希望する人が27.4%(あお)

とう結果に。

これを保育士が20人在職する保育園に例えてみると、6.28人の保育士がこの保育園で働き続けたいが、8.22人の保育士は転職を考えている。

5.48人の保育士は、他の仕事への転職、もしくは家庭に入ることを視野にいれていることになります。

あくまでのアンケートの結果を元に概算した数字なので、現実的には起こり得ないことですが、転職を希望する数のイメージが持てたのではないでしょうか。

転職は意外と身近な考え方かもしれません。

あなたが同じように「今後のキャリアとして保育園・幼稚園で働き続けたいですか?」

と質問されたら、どの選択肢を選びますか?

今担当している子どもたちの1年後の姿

毎日少しずつ成長している子どもたち。4月当初はミルクを飲んでいたあの子も今は離乳食を美味しそうに食べている姿は見ていて癒される場面の一つですよね。

はさみが上手に使えなかった男の子も、今では切ったり、貼ったり、手先を上手に動かして作る姿は感慨深いものがあるのではないでしょうか。

できることがたくさん増え、4月に新しいお友達が入園すると、少しお兄さんやお姉さんの表情になるもの。

年少さんは年中さんへ、年中さんは保育園では一番大きい年長さんへと進級します。
保育士の仕事のやりがいの一つに、ゼロ歳から見ていた子どもたちを小学校へ送り出すときが一番保育士をしていて感動する瞬間と考えている人も多くいます。

今担当している子どもたちの一年後も今以上に、たくさんできることが増えていると思うと、その成長を見てみたいと思うのではないでしょうか。

もし、今悩んでいる事が解決できるなら、もう少しがんばって続けてみることも考えてみてください。1年後の子どもたちの様子、見てみたいと思いませんか。

1年後が想像できた人は

子どもたちの1年後の姿を見てみたいと思った人は、その気持ちが答えなのではないでしょうか。

逆に、1年も我慢できないと思った人は、無理をせず、あなたらしく働ける場所を見つける時期なのかもしれません。

保育園に最初に出勤した時のことを思い出してみよう

今働いている保育園ではさまざまな問題があるかもしれません。しかし、誰もがその保育園にはじめて出勤したスタートとなる日が必ずあります。

「ここに通う子どもたちはどんな子どもたちなんだろう」と胸をワクワクさせながら出勤した初日。園長はじめ、保育士や子どもたちは暖かくあなたを迎え入れてくれたのではないでしょうか。

「ここならきっと大丈夫!」と安心した時のことを思い出してみると、初心に戻ってがんばってみようという気持ちにもなれる場合も。

あなたが最初にドキドキしながら出勤した初日のことを思い出してみましょう。

初心に戻れた人は

保育士1年生のスタートを思い出し、まだまだ出来ていない部分がたくさんあると思った人は、その思いを保育に実践してきましょう。

しかし、当時やりたかった保育が今の環境で実現できないのであれば、無理をして続ける必要はありません。あなたが思い描く保育が実現できるところを探すことも、あたなの人生の中では重要ですよ。

辞めたい理由を整理してみる

あなたが保育園を辞めたいと思う理由はなんですか?
給料が安い?
それとも人間関係?
保護者からのクレームも嫌だし、考え出すとあれもこれも嫌になるものですよね。

辞めたい理由を掘り下げて見ると、意外と本質的な部分が分からなくなっている人も少なくありません。

辞めたいと思う理由を書き出し、解決できるものなのか、それとも自分の努力では難しいものなのかを見極めることも実は重要なポイント。

紙とペンを用意し、辞めたいと思うことを何個でも良いので書き出してみましょう。
そして書き出したものを、見つめてみると、頭の中でモヤモヤしていたものがリフレッシュすることができますよ。

実際に書いてみると、「なんだこんなことで悩んでいたのか」と気づいたり、
「こんなにあったんだ。もう無理するのは辞めよう」と退職を決意する材料になる場合も。

保育園以外の場所で、リラックスした状態で髪に書き出しながら整理してみることをおすすめします。

辞めるor続ける、気持ちが楽になるのはどっち?

最後は、自分自身と向き合ってみるという方法です。毎日嫌な気持ちのまま保育園に出勤し、苦手な先輩に嫌味を言われるたびに「やっぱり辞めてやる」と思う人も少なくありません。

辞めようと思ってもその先の一歩が踏み出せず1ヶ月、また1ヶ月とズルズル続けてしまっている自分がいる。

子どもたちと接している時には楽しい!

でも、プライベートで先輩保育士との付き合いがうんざりするなど、ある場面では楽しくても、違う側面では嫌だと思いながら仕事を続けていかなくてはいけないことに疲れてしまいますよね。

誰もが、保育士の仕事が100%楽しいと思う人はいません。みんな、楽しいことと嫌なことを抱えながら、嫌な部分をどう回避するか工夫をしながら仕事を続けているのです。

保育園での仕事を振り返った時に、辞めて転職した自分と、悩みを持ちながらも続けている自分を考えた時に、気持ちが楽になるのはどっちですか?

先のことは不安だけど、前を向いて歩いていきたいと思うなら、迷わず転職活動を。
しかし、新しい環境に馴染むのに自信がないというなら、もう少しがんばれるかも知れません。

大事なのは無理をしないことと、自分の気持ちに正直になることですよ。

迷うなら転職する時期ではない

いろいろな角度で考えてみて、それでも迷うなら、今は転職するのに適した時期ではないのかもしれません。

気持ちが定まっていないのに、保育園の求人を探していても、良い職場にめぐりあう事はできません。

このまま続けて少し様子をみてみましょう。

それでも迷うならプロに相談しよう

どうしても続けるか転職するか迷ったら、そのまま少し様子を見て勤務を続けます。

でも、根本が変わっていないので、数日経つとまた迷いが生まれるかもしれません。

そんなサイクルを繰り返しても、何の改善にもつながらないので、保育士の転職相談を無料で受けられるサービスを利用してみましょう。

登録は無料!相談に関する料金は一切かかりません。

多くの保育士の転職をサポートしているコーディネーターならあなたの悩みに寄り添ってベストな方法を提案してくるのではないでしょうか。

我慢するだけが仕事ではない。環境を変えるのも一つの方法

辞めたいと思う理由は人それぞれですが、嫌なことを続けるということはストレスになってしまうので、環境を変えてみるというのも一つの方法です。

悩みを持ちながら子どもたちに接していても、顔が怒っていたり、表情がこわばったりと外見に表れてしまうものです。

「一度就職したからには続けなさい」という親からの言葉や、友達はみんな頑張っている。

転職した人がいない、という自分以外の状況なども、違う保育園に転職する一歩が踏み出せない要因かもしれません。

しかし、ストレスを溜め込んでしまい、体を壊してしまったら、子どもたちに関わることができないので無理は禁物。

転職という道を選び、新しい保育園で子どもたちや保育士と一から信頼関係を築いていくのもやりがいにつながるものですよ。

まとめ

いかがでしたか。子どもたちの成長を見守りたいのは、保育者だったら当然です。でも我慢し続けると顔が曇ってしまい、保育を楽しむことができません。

辞めることは勇気がいることですが、続けることと転職を考えた時、気持ちが楽になる方があなたの答えなのではないでしょうか。

一歩踏み出して、来年の今頃笑顔で子どもたちと接する姿をイメージして動き出してみましょう。

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