保育士の転職にありがちな失敗例と成功させるためのポイント5つ

保育士の求人は年々増加しているため、働く場所を選べるようになってきました。
条件が異なる保育園の中から希望の転職先を選べるというのは幸せなことですよね。

しかし、選べるというメリットがうまく生かされず、転職を失敗する人も少なくありません。

そこで、ありがちな失敗例を見ながら成功させるために意識したいポイントについてご紹介したいと思います。

転職で失敗してしまう理由

まずは、転職で失敗してしまう大きな理由についてです。
それは、ズバリ目的意識が低いこと、そして転職のために情報収集をする時間が短いことが挙げられます。

単純に給与が高い保育園に転職を考えてしまうと、目先の給与を意識するあまり、ボーナスの額を見落とし、結果的に年収は下がってしまったということも少なくありません。

また、待遇や研修制度が充実していたので入職を決めたが、入ってみると人間関係がギスギスしていて、とても保育を続けられる環境でないということも。

これらのミスマッチは、転職で何を実現させたいのかという目的(ゴール)が明確にされていないこと。そして、それぞれの情報を集める時間がないため、焦って決めてしまい、「こんなはずじゃなかった」と思う転職失敗例になってしまうのです。

良い保育園に巡り合うためには、転職する目的を明確にすること。
そして余裕を持ったスケジュールで活動をしていかなくてはいけません。

これらの2つの要素からくる失敗例で特に多いものについて見ていきましょう。

給与や待遇重視で保育園を選んでしまう

給与は多くもらえるに越したことはありませんが、平均よりも高すぎる場合は、なんらかの理由があって、高く設定している可能性が考えられます。

どんなに給与が高くても、

  • 駅から遠い
  • 保護者や地域との関係性が悪い
  • 開園時間が長いためシフトが複雑

など、勤務しづらい立地が潜んでいるかもしれないのです。

給与や待遇は大事ですが、給与や待遇だけを見て決めるのは注意が必要ですよ。

口コミや噂を信用し過ぎてしまう

求人の増加に伴い、口コミや評価として気軽に投稿できる時代になってきました。
見ているといろいろな意見を知ることができますが、これから応募しようと思っている保育園の口コミを見た時、良い情報を応募するためのヒントにしていませんか。

良い点だけを見れば、良い情報しか得られません。

口コミや噂はあくまでも、情報の一つですが、必ず自分で他の情報と比較して客観的に判断するようにしましょう。

大手や社会福祉法人に対して偏った期待

失敗してしまう人の要因の一つに、偏った情報だけを信用してしまうということが挙げられます。

給与額や、保育士が生き生きと仕事をしているイメージ画像を見ると、純粋に楽しそうと思うものです。また、大手の会社や、知名度のある保育園、ニュースや雑誌で取り上げられ、聞いたことがある保育園などは無意識に信用していませんか。

知っている名前を聞くと安心するものですが、働く環境があなたに取って良い場所かどうかは別問題です。

大手だから給与やボーナスも高いのでは?という過度な期待はなんの根拠もない希望に過ぎないので、知名度だけで選ぶのは絶対にやめましょう。

失敗から転職グセがついてしまう

目的意識がなく転職したい
1ヶ月後には別な保育園で働きたいというようなスケジュールだと、十分に情報を集めることができません。

その結果、

  • 保育園内にあるルールが細かすぎる
  • 主任が厳しすぎる
  • 保育士同士でうまくコミュニケーションが取れない

という不満が募り、また次の保育園を探そうという思考に陥ってしまいます。
これは、何か課題に直面した時に、転職を繰り返す「転職グセ」を発展してしまうものなので、注意しなければいけません。

では、どのようなことを意識して転職活動をしたらいいのでしょうか。

転職を成功させるための5つのポイント

転職を成功させるためには、目標設定とスケジュールを立てることが大きなキーワードになってきます。もう少し細かく見ていきましょう。

転職の目標を設定しよう

転職の目的というと分かりづらいかもしれませんが、あなたが転職した保育園でやりたいことや、実現させたいことをイメージしてみましょう。

  • 給与面の充実なのか
  • 休暇や休日がしっかり取れる場所で働きたいのか
  • 仕事と家庭の両立ができる職場に移りたいのか
  • 研修制度が充実している場所でスキルアップを図りたいのか

働く場所を変えるだけで、いろいろなことを実現させることができます。
その中でも優先順位をつけることで、条件を明確にすることができます。
こちらの記事では求人票の見方について細かく解説しているので、参考にしてみてください。

焦りは禁物!転職活動のスケジュールを立てる

あなたの転職活動のスタイルに近いものは以下の中にありますか。

  • 退職日を決めて在職しながら、転職活動をする。
  • 在職しながら転職活動をして、内定がもらえたら退職を伝える。
  • 退職して転職活動をする

どの方法を選択したとしても、短期間でできるものではありません。
転職の目的を明確にし、希望する条件に優先順位をつけます。
インターネットやハローワークで保育士の求人をチェックし、気になった保育園の情報を集め、応募するかどうかを検討していきます。

働きながら転職活動をする場合は、仕事と生活、そして転職活動をこなしていかなくてはいけません。

短期間で決めようとすると、どうしても焦りや妥協する部分も出てくるものです。退職する日、もしくは新しい保育園で働きたいと思う日の2ヶ月から3ヶ月ほど余裕を見て計画を立てるようにしましょう。

4月1日に就業スタートを望むなら、2ヶ月から3ヶ月前の2月もしくは1月からは活動を進めていく必要があります。

まずは転職活動のスタイルを決めて、退職したい日を決める。
そこから逆算して計画を立てるようにしましょう。

保育園の違いを知るため、情報収集をする

転職活動はゴールが見えない地味な作業になります。
空いた時間を活用しながら、条件に合った保育園を一つずつ確認し、応募してみたい保育園が合ったら、次は保育園内の様子を見ていきます。

インターネットの求人サイトでは、求人欄に施設の様子やコメントが書いている場合があるので、これらを見ることも大事な作業の一つ。

もし、応募してみたいと思う保育園がたくさんあったら、全てを確認するのは面倒ですよね。
ここで大事になってくるのが、保育士の求人を扱うプロに相談するという点です。

無料で相談にのってくれる他、条件に近い保育園を紹介し、保育園の様子や評判なども教えてくれるので、使わない手はありません。

客観的にアドバイスしてくれる人を探す

求人票をチェックして、気になる保育園は情報を集めてマイナスな部分はないかどうかを確認していきます。

でも、本当にこの保育園でいいのかどうか、不安になるものですよね。
そんな時には、上記の転職支援サービスで最終的にどの保育園を受けたらいいのか、客観的にアドバイスしてもらいましょう。

  • 一箇所だけの応募でいいのか。
  • 気になる所は全て受けた方がいいのか
  • 内定を辞退する時にはどのようにしたらいいのか

保育士が抱える悩み全てに対応してくれます。
そんな心強い見方がいるということは、大きな安心につながるのではないでしょうか。

社会人としてのマナーを意識する

最後は、働く上で大事なポイント!社会人としてのマナーを持って転職活動を行いましょう。

保育士の求人は多い現状があるので、退職や転職に対するハードルも下がりつつあります。そのため、保育士は選べる側です。その優位な気持ちが電話や面接での受け答えとして現れてしまうと、社会人としてマナーが欠如していると思われてしまうためです。

はじめて会った人に不快感を与えるような人を採用したいと思うでしょうか。
最低限のビジネスマナーは必要不可欠。履歴書の郵送や、面接時の服装、面接での受け答えなどもチェックされるので、合わせて転職支援サービスでアドバイスしてもらいましょう。

プロに相談して一つずつ進めていこう

転職活動はさまざまなことを一人で調べながら進めていかなくてはいけません。働きながら転職活動するなら、なおさら難しいものですよね。転職支援サービスを上手に使うのも、転職を成功させる秘訣ですよ。

まとめ

いかがでしたか。転職は人生の中で大きな転機の一つ。「こんなはずではなかった」と思わぬように、応募する保育園の情報はきちんと調べることが重要なポイントです。全て1人でやるのには無理があるので、転職支援を利用しながら進めていってみてくださいね。