保育士の仕事復帰。不安を解消するために準備しておきたいポイント

子どもを授かり、産休と育休の期間は、子どもと向き合う大切な時間の一つ。
戻れる職場があるということは幸せなことですよね。

でも、保育士の仕事復帰は意外と大変なのをご存知ですか。
そこで、育休明けの職場復帰のために準備しておきたいポイントについてご紹介したいと思います。

正規職員でも保育園に入れない可能性も

仕事復帰をするということは、保育園に預けて、あなたがワーキングマザーとなって働くことになります。

「保育園は良く知っているし、正規職員だから大丈夫!」と思っていても、現実問題、常勤で働いていても保育園に入れない人が多いという現状があるのです。

正規だから大丈夫。という淡い期待は捨てて、確実に入れる方法を模索しなければいけません。

もし、不承諾通知が来てしまったら、復帰することすらできなくなってしまうのです。

入れるだろうと安心せず、入れない可能性も視野に入れて情報収集をするようにしましょう。

育休の延長ができるかどうか

もし、待機児童になってしまい、他の保育園をあたっても全て断られてしまったら、復帰することはできませんし、育休の延長をしなくてはいけません。

あまり考えたくないことですが、保育園に入れなかった場合、法人としてどの程度まで許容してくれるのか事前に確認しておきましょう。

法人によっては、3ヶ月単位で延長が可能な場所もあれば、育休の延長はできず、戻る場所を残しておきたいのなら、正規職員からパートに雇用変更を打診される場合もあります。

正規のままで復帰したいのなら、産休に入る前、もしくは、保育園の入園が不承諾になった時点で相談し、育休の延長ができるかどうか確認してみましょう。

急な体調不良でお迎えに行く場合

いろいろ手を尽くし、保育園に入園できたとしても、在宅から集団保育になるため、子どもは生活の変化から体調を崩しやすくなってしまうもの。

感染症にかかる他、熱や体調不良でお迎えを要請されることも少なくありません。

早く帰らせてもらうということは、その分誰かに残って対応してもらうことになり、回数が増えれば増えるほど、それを良く思わない人も出てくるものです。

子どもが好きで保育士という仕事はしていても、他人の幸せに対しては厳しい見方をする人もいるので、周りの保育士の目を気にしながらお迎えに行くことになるかもしれません。

早く帰らせてもらう時やシフトを変わってもらう時には、感謝の気持ちを伝えると周りの見方も変わってくるので、ひとこと添えるようにしましょう。

仕事と家庭の両立に対する不安

マタニティブルーや、産後うつという言葉があるように、人生の大きな転機には情緒不安定になることもしばしばあります。

気持ちが不安定になると、仕事と家庭の両立ができるのかどうか。
保育園にお迎えに行った後、夕食の準備ができるのかなど、あれもこれも考えてしまうものです。

不安は一つずつクリアにしていく

子育てはもちろん、仕事と家庭の両立についても、実際にやった経験がないからこそ不安に思うもの。
でも、世の中には第2子、第3子と保育園に預けて子育てしているワーキングマザーはたくさんいます。
最初から完璧にやる必要はありません。
まずは子どもが集団生活に慣れるようにリズムを作ってあげること。
あなたは少しずつ自分のペースを作っていくようにしましょう。

保育園の中には、先輩ママもたくさんいるので、どうやって工夫しているのか聞いてみると、励まされるのではないでしょうか。

休暇や制度を活用する

子どもを育てる保育士に対して、福利厚生の一つとしてさまざまな休暇制度を取り入れる保育園が増えてきました。

例えば
子どもの看護休暇や勤務時間を短縮できる育児短時間勤務など。
「育児・介護休業法」という法律で定められているものなので、権利として取得することができます。

法人の中にどんな制度があるのか、対象者や申請方法などを事前に確認し、復帰する前に取得を希望する旨を園長に伝えておくようにしましょう。

権利だからといって、まわりの保育士の状況を見ずに希望を押し通してしまうと、反感を買ってしまうことにつながるので、バランスを見ながら取り、休ませてもらったら保育士に感謝の姿勢を見せることも重要ですよ。

職場に合わせて家族計画の検討が必要

妊娠前と出産後では生活のリズムも大きく変わります。
職場でもいろいろ迷惑をかけるかもしれません。しかし、落ち着く時期は必ずやってきます。

不安や悩みがなくなっていくと、そろそろ第2子も・・・と考える人も多いのではないでしょうか。

保育園の中では、保育士の出産ラッシュになることもまれにあります。
こればかりはどうしようもできませんが、第2子を望むなら、家族計画は考える必要があります。

  • 育休で復帰してすぐ姙娠が分かったら
  • 他の保育士のおめでたが分かって数カ月後に第2子の姙娠が発覚
  • 保育士の出産ラッシュに第2子の姙娠の報告

保育園はチームで動いているので、お互いの協力なしでは保育はできません。

保育園全体の様子を見ながら、家族で話し合うことも大事ですよ。

育児に対する理解はあなた次第

育休の延長や、子どもの体調不良で早退など、勤務時間が変わると他の保育士に変わってもらわなければいけません。

園長が子育てに対して理解があり、迅速に対応してくれるかどうか。
そして周りの保育士も理解があり、快く送り出してくれる職場かどうかは非常に重要なポイントです。

もし、今の職場で育休に入っている人の文句を話す人がいるようなら、あなたも同じような立場に追い込まれてしまうかもしれません。

これから妊活を考えている人は、ストレスのかからない職場選びを
そして、不安はあるけれど、今の職場に復帰を考えている人は、感謝の気持ちを持って仕事をするように心がけましょう。

シフトを変わってもらったら、「ありがとうございます。助かります」とひとことを。
急な体調不良で早退する場合は「ご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ありません。よろしくお願いします」と意識するようにすると、周りも助けてあげようという気持ちに変わってくるはずです。

あなたが周りの保育士に対して感謝の気持ちを表現できるかどうかが、子育ての理解につながる重要なポイントになります。

謙虚な姿勢で感謝の気持ちを忘れずに接するようにしましょう。

辛いのは一時的なもの。続けることがやりがいにつながる

育休復帰後は意外と知られていない問題がありますが、一時的なものでずっと辛い状況は続きません。

チームワークを大切にしながら、感謝の気持ちを持って接するようにすると、目の前にいる子どもたちの成長にやりがいを感じ、続けていて良かったと思える時がくるはずです。

知っているのと知らないのとでは、気持ちの持ち方も変わってくるので、情報の一つとして把握しておくと、対処も変わってくるのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたか。出産はゴールではなく、子育ての経験が仕事に生かせる通過点の一つです。子育てをするママ達はみんな悩みを抱え、一つずつクリアにしながらがんばっています。あなたの保育士人生もこれから第二幕のスタートです。自分のペースを掴みながら一歩ずつ進んでいってみてくださいね。